ジャンプ読者なりたての少年時代には刺激が強強なサスペンスだった
懐かしい、と思って電子書籍の立ち読みを開いてみた。 ああ、こんなだった、奥森先生の目がいつも怖かった、ハッピーエンドが全然なくて読後感が少年時代に色んな影響及ぼしてたんだろうな、と色々と思い出してきました。 主人公は表向きは医者だが、記憶を一部消したり、精神を破壊したりできる暗殺者。 能力の話も追々出てくるけどそれは置いといて、1話ごとに事件の起承転結がしっかりあり読み応えもあり、今考えたらだいぶいい作品だったんじゃないか、と感じる。当時はちょっと流行らなかったノリなのかもしれないけど、これがジャンプでやってたのだ。 キャラ設定や背景もしっかりあり、当時大好きな作品だった。 必殺仕事人の亜流とでもいえよう、ハッピーエンドが少ないけれど楽しみにジャンプ買ってたなぁ。 どうして忘れてたのか・・・( ゚д゚)ハッ!消されてたのか() かずはじめ先生という漫画家を知るのに欠かせない名作。
透明感がある絵柄と評されているのを見た。
まるで光が点っていないかのような瞳。
最低限の情報が書かれた、空白が多い背景。
キャラクターを一時停止した瞬間を描いたような絵柄は、印象としては、「葬送のフリーレン」に似ている。
ストーリーは違うのだけど。
そして、淡々とした雰囲気の中、幸せとは言えないストーリーが綴られる。
すごく辛いことが起きて、記憶を消して、結果的にはハッピーエンドのお話、だったような。
うろ覚えの記憶で読み直してみたら、記憶がなくなれば全てうまくいくと思うな、と言わんばかりの第一話だった。
幸せってなんだろうと、口コミを書きながら思ってしまった。
最終回が思い出せないと思ったら、打ち切りで未完らしい。