ゆゆゆ1年以上前編集作者の他の作品がおもしろかったので、短編集も読んでみた。 読後はちょっと悲しかったり、ちょっと嬉しかったり。 感情をゆるやかに動かしてくれるお話が詰められている。 どちらかといえば、「螺旋じかけの海」のようなファンタジーめいたSF作品が多い。SFは、サイエンスフィクションとスコシフシギの両方。 現代を舞台にした日常系作品の「お前の寝言がわからない」は、これまでとちょっと違う系統の作品だったんだなと、よくわかる。 どちらもおもしろかったので、楽しく読めた。 永田礼路先生の作品は今だと全作品がKindle Unlimitedで読めたので、ご興味がある方はぜひ。10わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ「奥さまの中にある幸せを――私が呼ぶのだ」 嗅覚博士の夫妻と召使いロボが住む小さな星に起きた事件ー表題作「君の薫る星」 そのほか、腹に魚が住み着いた男の行く末ー「金魚鉢症候群」 病として扱われる現代の吸血鬼男子の生活ー「現代吸血鬼観察録」 中年教授3人組に花を売る少女の顛末ー「ガーベラの教室」 カエルの呪いが中途半端に解けた王子ー「カエル王子におはよう」……などなど。ファンタジー、SFから現代劇まで、バラエティ豊かな2~31pの短編12本を収録。続きを読む
作者の他の作品がおもしろかったので、短編集も読んでみた。
読後はちょっと悲しかったり、ちょっと嬉しかったり。
感情をゆるやかに動かしてくれるお話が詰められている。
どちらかといえば、「螺旋じかけの海」のようなファンタジーめいたSF作品が多い。SFは、サイエンスフィクションとスコシフシギの両方。
現代を舞台にした日常系作品の「お前の寝言がわからない」は、これまでとちょっと違う系統の作品だったんだなと、よくわかる。
どちらもおもしろかったので、楽しく読めた。
永田礼路先生の作品は今だと全作品がKindle Unlimitedで読めたので、ご興味がある方はぜひ。