思春期にドはまりした夜麻みゆき先生のオッツ・キィムシリーズの第一作品。
思春期に読み、ラストでグスグス泣いた漫画である。
古い作品ゆえ絵柄も古い印象を受けるが、それも味である。
基本はギャグありほのぼの漫画だが、多様性を問うたりもする。
なお、冒険譚なのでラスボスに向かうにつれて、展開はどんどんシリアスになっていく。
読み終えた当時、最終回のその先気になって気になって仕方なかった。
しばらくして、この後どうなったのかは次作「刻の大地」を読むべし!
と道標は経ったが、「刻の大地」は諸事情により未完となり、四半世紀近く経った最近、クラウドファンディングで続きが描かれ始めたところ。
Kindle Unlimitedで全3巻読めるので、懐かしさに浸りたい同志はぜひ。
ファンエティレネという森に住んでいた主人公ウリック。兄のザードの敵を討つためにウリックは、魔法使いの少年シオンと妖精のレムと共に、邪神竜ディアボロスを探す旅を始める。