海江田先生の魅力が。。
終始ドキドキしっぱなしだった。 これは海江田さんに惚れてしまうと思う。笑 近付いたり離れたり、受け止めてくれて優しい言葉もかけてくれたり。絶妙な、大人ならではの駆け引きがすごく良い。色気ある〜 素直にかっこいい、50代とはね。。渋みが違いますね。関西弁も含めてずるい人だな。 つぐみちゃん、元々美人さんですが、あまり感情見せない所も魅力的で男性心を誘うのかしら。 恋愛ってものからすっかりと過ぎ去った身ですが、、ハラハラドキドキモヤモヤとさせて頂きました。
東京の大手電機会社に勤める堂薗つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?晴耕雨読的女一匹人生物語!!
子供の頃は、大人になったらもっと自由かと思っていたけど、どうやら大人になっても、大人という枷のせいで、なかなかストレートにハッピーエンドとはいかないものらしい。
「娚の一生」は、バリキャリ街道を突き進み良い年齢になった女性・つぐみと、つぐみよりさらに年上の男性・海江田の恋愛物語。
恋愛ものは10代20代の子がキャピキャピ言っているものだと思っていたので、初めて読んだときは30代と50代という年齢設定に衝撃を受けた。
その年齢設定のせいか、なんだかリアルな感じがする。
歳を経ていても美男美女だったり、当時だと外国のIT企業なみのフルリモートワークを許可されたり、海江田先生のようなすてきな男性が存在したりと、リアルな感じは薄いのに。
海江田先生のシブい艶やかさにメロメロになりつつ、先生に愛されている恋愛下手のつぐみちゃんを応援しつつ。
読み進めていった先、物語がどのような展開になるかは、読んだ方だけのお楽しみ。
私の場合、良かった良かったったという思いと、エエエエエという困惑が混在した。
ちなみに、表紙イラストが次巻表紙につながる形式の単行本なので、並べると圧巻。
ただ3巻で突然引きのイラストになり、どうみても破廉恥で、買うのが少し恥ずかしかったのを覚えている。