理想のためなら犠牲にしてもいい人がいるのか?
理想のためなら犠牲にしてもいい人がいるのか?危険に晒されている人がいて、助けられるのが自分たちだけなら危険を冒してでも助けるべきか?突然強大な力を持ってしまった子供たちがその権力の危うさに振り回されながら戦う。 正義と悪の戦いというよりは、それぞれが正義と信じるものとのぶつかり合いで、なかなか考えさせられる内容だった。今の世界の状況からしても、重要な議論がたくさん含まれている。何度かアニメ化が試みられては頓挫しているようだが、ぜひ実現して欲しい。 糞虫と呼ばれる忍者みたいなキャラがかっこいい。
ジョージ先生のマンガです。銭ゲバとかデロリンマンとか結構好きなので、こちらも読みました。
テーマとか作風とかは完全にジョージ先生のそれとわかって良さそうな感じがしてくるのですが、少しとりとめがない感じになってしまってますかね??
9人の気持ちが一つの方向に向かないとロボが起動しない設定で、たまに一人遅刻してるので起動しない・・・みたいなもどかしい場面があるのですが、作品全体をとおしてみても、面白くなりそうなんだけど、ならない。そんなもどかしさを感じました。
ジョージ先生に興味があって「デロリンマン」と「銭ゲバ」がまだの方はそちらを、ロボに興味がある方は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」か「火の鳥 復活編」を読んだ方がいいと思います。
ジョージ先生、本当にすいません。悪口ではないです。