考えさせられる深いお話。
漫画なんだけど映画のような世界観に引き込まれる。 読んだ後は誰かと語りたくなるお話。 次に来る展開を予想しながら読んでも見事違う展開が待っていて面白いほどに裏切られる。 私の世界観が変わるというか世界が広がるというか。 そういう考え、行動があるんだ。なんて思う作品でした。 なんて言ったら良いか分からない深みがあって、これは読んだ人と語りたい!(←これ言うの二回目w)
私が死ぬまでを撮ってほしい――病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。2人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた…。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!!
ずっと読んできて、最後のコマでなぜか「ブー」と笑ってしまいました。
藤本先生特有の、読者の解釈・想像の余地を残す、開いた物語なので、ネットなどみるとみなさん色々な読み方をされているようで何よりです!
めちゃ説明されると長いし興醒めになってしまうので、こういうくらいの方がいいと思います!!
個人的には読んでる最中や直後はギャグマンガだったのかな?と思いました。ただそんなはずはないので、あらためて考えてみると、「映像に残しておけばいつでも思い出せるとかキレイごとどうでも良いから!ボカーーン!」だったのかなと今は思ってます。
写メや動画を撮ることに夢中になりすぎず、心に刻むことにしていきます。
…『さよなら絵梨』は作者の前作である『ファイアパンチ』や『チェンソーマン(第一部、第二部)』よりは読みやすい漫画でしょうか?
ファイアパンチは未読なのですが、1巻で完結しますし、文字での説明よりも絵やコマ割りなどの演出が中心ですので、サクサク進み、そういう意味では読みやすいと思います!!
ただストーリーは全ての意味が説明されないので、わかりにくい部分があるかもしれないです!ご参考になれば!!!