「言葉」が持つ力
台湾人の母親を持つ少年・マオは清明節で台湾を訪れます。友だちにいじめられるからと中国語を使わなくなり、母親にも辛く当たってしまい、ある男の子と出会うという話。 台湾に来るたびに中国語がわからなくなっていくことを感じるマオが「自分の半分がなくなっていく」と表現するシーンが特に胸に迫りました。言葉ってひとを形作っているんだなと改めて思わされたというか。 言葉が持つ力の意味をじんわりと描いた素敵な読み切りでした。
日本と台湾のハーフのマオは学校で外国人と言われてじめられ、中国語を話すことをやめてしまった。日本人でもない、台湾人でもない自分は何者なのか──。 疎外感を抱えながら母親の故郷、台湾で過ごしたお盆のあの日、マオが出会ったのは?(ウルトラジャンプ2022年12月号)
日本と台湾のハーフで、学校では言葉が変とイジメられるのはかわいそうだと思いました。そのせいで中国語を封印してしまってお母さんにも当たってしまう。
お母さんも辛いと思います。
ある日出会った男の子に、言霊の事を聞いて考え方が変わったのはよかったです。その男の子はおじいちゃんなのかな。。
なんとなくジブリの世界観を思わせるような内容でした。