出発点にして到達点にコメントする
夜のおねえさんは食べることばかり考えている
そういう世界もあるのですね、としか
夜のおねえさんは食べることばかり考えている FURICO 藤川よつ葉
名無し
グルメ漫画もあらゆる切り口で漫画化されつくしている 感じもしますし、銀座を舞台にしたグルメ漫画というのも そりゃ登場するだろうね、とは思ったりします。 むしろ予算無制限ともいえる夢の世界でありながら 実際に存在する世界なのですから、 題材として取り上げないほうがおかしいともいえる。 描き方によっては面白い世界なのだろうな、とも。 実際、こういう設定でなければ描けない部分を描いているし、 グルメ漫画としては貴重な存在だとも思うわけです。 一歩間違えれば単なるブルジョワの世界で、読者から 反感しか買わなかったりしてもおかしくないのに、 それなりに読み進める気にはなりますし。 面白くないわけではないのですよ。 けれどなんだか、あこがれたりとかうらやましいとか 思わないんですよね。 けして嫌味な金持ち連中とかの話ではなく、 人生についても仕事についてもちゃんとしてきたからこそ 成功した社長さんたちが、正しく銀座遊びをしている。 それをキャスト達が的確にサポートしていく。 なんの問題もないのだけれども、だからといって それをみせられても、なるほど凄いですねとしか言えなくて、 皮肉でも強がりでもなく、 感想としては「そうですかあ」としか感じなかったです。 縁のない世界だよなあ、というしか・・。 多分ですけれど、客として出てくる男性たちは 成功者だから、いまさら頑張れとは思わないし、 キャストの人たちについても、大変なんだな努力も しているんだなと思う面はあっても、 そうか頑張れよ、とはなんか感じない。 妬みを感じさせないのは皮肉じゃなく描き方として 上手いとは思いました。 でもそういう共感できない部分が確実にあって、 なんか「そういう世界もあるんだなあ」 くらいにしか思えなかったりしました。
ならべ カヤック
カヤックで楽しく働く面白く熱い人々 #1巻応援
ならべ カヤック
兎来栄寿
兎来栄寿
昨年で25周年を迎えた、「サイコロ給」などで有名な面白法人カヤック。そこで働くさまざまな人や事業を、『漫画 君たちはどう生きるか』の羽賀翔一さんや『左ききのエレン』のかっぴーさん、『半人前の恋人』の川田大智さんなど、さまざまな漫画家の方々が描いたマンガです。 15周年の際に公開されたものなど一部古いものも含まれていますが、内容としては今読んでも十分面白いです。 『ことばのパズル もじぴったん』や『冒険クイズキングダム』を作った後藤裕之さんの「存在感の作り方」では、後藤さんが円周率を42195桁暗唱して世界記録を樹立したり、夏休みの自由研究で人間が100時間寝ないとどうなるかの研究を自分の体を使って人体実験した話など、突き抜けたお話がまず面白いです。 マジカルラブリーの『スーパー野田ゲーPARTY』も後藤さんだったんですね。川田大智さんが描く「スーパー野田ゲーPARTYを作った男たち」も笑いながら読みました。(『野田ゲー』の中でも邪道バースは天才的だと思いましたし、全国大会も熱かったです)。 突飛なところはもちろんですが、地に足のついたビジネス的な部分の良さもあります。 「ゲームやサイトを作るだけがクリエイティブな仕事ではない」 「メールひとつにも思いと工夫をこめれば喜んでもらえる」 という、秘書を描いたエピソードなどは社会人にとって参考になる一節でしょう。 それを体現するかのように、別の話ではユーザーからのゲームへのお問い合わせに世界観を尊重し反映した回答をするという別の社員のエピソードが描かれており、「王が履いているパンツは何色か」という質問にも極めて真摯に答えていきます。 ゲーマーならお世話になったことがあるかもしれないLobiや、e-sportsの普及に向けての愛溢れるモチベーションなども読んでいて高まります。コロナ禍でオフラインの大会が消えても、オンラインで毎週大会を行い配信をして格ゲーコミュニティを熱くし続けたなどの近年のエピソードなども好きです。 総じて、楽しみながら仕事をするということの素晴らしさ・大切さを教えてくれる掌編が詰まっています。 現在多くの電子書店で無料で全編読めるので、この機会にぜひどうぞ。
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