かっこいい、おもしろい!!
この漫画でヤクザの恋愛物語が好きになりました。桜夜さんがカッコよすぎです。 ヒロインも可愛くて、健気。住む世界が違っても二人の絆が強くて、こんなことは現実にはないのかもしれないけど、ドキドキハラハラします。 クールな彼とヒロインにだけ見せる可愛い表情のギャップにも萌えます。絵が本当に綺麗なので読みやすいです。
エロいだけじゃない、2人の愛が深まるほどに、ヒロインがどんどん強く逞しくそして美しくなってゆく、常に少女漫画の枠をぶっ壊していくスタイルがこの漫画の魅力ですが、ラストも「そうきたか!!でもそうするしかないか…!!いや、でも…!!」というようなものでした。
まず主人公・ユリと家族の関係。あんな悲しい終わり方ある…?でもあんなに愛情深く育てた一人娘が、ヤクザと交際することを許せる親なんて、います?いませんよ。もちろん兄弟や友達も同じ。そこで変に理解を示したりして主人公に寄り添うようなキャラをただひとりとして出さなかったことが素晴らしいと思いました。あんなに日々溺愛ラブラブ幸せな時間を過ごした分の代償をしっかり払ったということでしょう。
(※以下超ネタバレ)
桜夜さんの方の代償は、彼女にそういう人生を歩ませてしまったことと、言わずもがな…失明ですね。あれは結局なにが原因はだったんだろう?殴られたから?病気?
しかし、ラストまでほぼ一気読みした感想としては「もっといろんなことを描く予定だったのではないだろうか」と思いました。ラストに向けての若干の早足感は否めなかったです。というのも、ジンくんやユリの兄弟など、もっと深掘ってもいいようなキャラが居たと思うんですよね。また、結婚して、桜夜の目が見えなくなってから終わりまでが短すぎる。普通こういう人気漫画だったら新婚編が始まったりしますよね。(ま、でも失明してからをそんなに描く必要もないのか…)
多分そう思ってしまうのは「マンガってそういうものだ」という固定概念にとらわれているだけで、ちゃんと考えればこの漫画にそれは当てはまらないということも理解できます。なので結論としてはこれでヨシ!
この漫画で大事なのはユリと桜夜さんの関係のみ。ふたりが一生添い遂げるという揺るぎない覚悟をきめて一緒になったという事実だけで、他のことなんてどうだって良いんですよね。
ありがとうございました。いい漫画でした。
各電子書店で人気1位! 待望の単行本化! 勝ち気な女子大生・ユリはパーティで違法ドラッグ漬けにさせられそうになったところを桜夜組の若頭・桜夜才臣に救われる。「深入りしちゃいけない…ただ、お礼をするだけ――」躊躇しながらも、組を訪れるユリ。「また会えたね お嬢さん」意外なほどの優しい笑顔。惹かれ合う二人。――しかし、この恋に警鐘を鳴らすかのように、桜夜を銃撃が襲う――! 命がけで生きる男の求愛は激しく、狂おしく… 「ユリ。最後になるかもしれない一夜で、一緒におかしくなろうか――」史上最高に危険な恋、始まる。
各電子書店で人気1位! 待望の単行本化! 勝ち気な女子大生・ユリはパーティで違法ドラッグ漬けにさせられそうになったところを桜夜組の若頭・桜夜才臣に救われる。「深入りしちゃいけない…ただ、お礼をするだけ――」躊躇しながらも、組を訪れるユリ。「また会えたね お嬢さん」意外なほどの優しい笑顔。惹かれ合う二人。――しかし、この恋に警鐘を鳴らすかのように、桜夜を銃撃が襲う――! 命がけで生きる男の求愛は激しく、狂おしく… 「ユリ。最後になるかもしれない一夜で、一緒におかしくなろうか――」史上最高に危険な恋、始まる。