生きている時間は、有限!!
タイトルを見て読むのを躊躇していたけど、もっと早く読めば良かった。 妻は、確かに小学生。 でも、交通事故でなくなった圭介の妻、貴恵の生まれ変わり。 この貴恵の生まれ変わりの万理花(現世の名前)の家庭は、離婚して母子家庭で、母親はとても荒れている。 その事を秘密にしながら以前の家庭で幸せな時間を過ごす貴恵。 小学生なのに中身は大人の貴恵は、色々な試練に上手く立ち回る。 その姿は、本当に健気だし応援したくなる。 そして、貴恵を愛してやまない圭介の真っ直ぐな愛。 二人の子供である、内向的でで男性との付き合いの経験もない、中々大人になり切れない就職したばかりの麻衣。 三人揃っての水族館への家族旅行、貴恵の実家に圭介と帰り、痴呆症の実母と再開、圭介が、8年後貴恵が結婚できる年齢なったら本当に結婚しようと考えている事を熱心に話すところ等など、心に残るシーンがたくさん散りばめられてすごく好きな作品です。 是非、読んで頂きたい。 4巻までの感想。
亡くなった妻が小学生で現れるなんて、なかなか設定がおもしろいです。
見た目以外は妻で、お父さんの妻への想いが強くて笑ってしまいました。
夫の事、子供のことが心配で戻ってきたのかな。と思います。
暗ーい生活を送る2人を叱咤激励して、父娘が少しづつ明るくなっていく様子は、ちょっと泣けました。