現代アートって訳わかんないけど人を面白がらせるパワーがあって好き。見ただけで意図を読み取れるほどの理解力はないので丁寧な解説があった方がうれしい。
でも訳わかんないこと言ってるほうが芸術家っぽいし天才肌っぽい。その感覚はわかるのでお母さんの戦略も間違いじゃないんだよな。娘が評価されてほしいという愛情なんだろうな。
食卓のシーンがめちゃくちゃいい。娘の作品はよくわからなくても、食べ物の好みはわかるし言葉はいらない。本当はお互いを大切に思ってることがよくわかる場面。

初恋を知り、母親とぶつかり、自分と向き合い壁を乗り越えていく。とてもシンプルで美しい成長物語でした。

読みたい
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
待て、ができない恋なので。 分冊版

待て、ができない恋なので。 分冊版

「こんなメス犬みたいなこと、はしたないかも…だけど。」<おしかけ嫁なわんこと過ごす、大人の夏休み。> 東京でプログラマーの仕事をしている健作は、長期休みを利用して田舎に里帰りする。懐かしいおばあちゃんの家で待っていたのは、犬耳がはえた美青年!? 「つがいにしてくれる約束」をずっと待っていたという彼は子供のころ遊んだ、不思議な幼馴染で―――。
ストーリーは王道の成長物語にコメントする