オバケ一刀両断
タイトルから何故かラブコメを想定して読んでみたら、主人公は幼稚園児(年中)だし、ラブコメじゃなくてホラーだし、一刀両断で怪異を除霊していくし、びっくり! カヤちゃんがバシュバシュと怪異を倒していくだけでなく、カヤちゃんの家庭環境やらいろいろ出てきて、さらにこれから出てくる強いやつまで予告されていて、どういうことだろう?と飽きずに読み続けられます。 ちなみにオマケ漫画の神八って誰かと思ったら、「かや」の漢字名だと、2巻のオマケを読んでようやく理解しました。 トラブルメーカーとされる女の子が本当に見えているものというのは興味深いです。
保育士のチエ先生は、働いている幼稚園でカヤちゃんという女の子の見張りを頼まれます。
カヤちゃんは他の園児にイタズラしたり幼稚園の物を壊したりと問題行動ばかりしていたのですが、実はカヤちゃんは幼稚園にいる怪異が見えていて、問題行動に見えていたものは
他の人には見えていないその怪異を退治していたらしいのでした。
この作品はそんなカヤちゃんと彼女の能力に気付いたチエ先生が繰り広げる物語で、可愛らしい見た目のカヤちゃんが幼稚園児とは思えない強さで怪異たちを退治していく爽快感のある活躍劇が中心の作品なのかと思いきや、それと不釣り合いとも思えるほど全力のホラー演出が至るところに待ち構えている作品です。
1巻まで読了