「サタノファニ新章」201話以降の考察ポイントにコメントする
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サタノファ女塾
1年以上前
〈204話の考察ポイント〉 第204話は、新たな謎や伏線が仕組まれていて 非常に興味深い回です。 【考察その1】天童組の「6人目」とは? 神崎は中華料理屋で、6人のオーダーを取っています。 ところが、神崎、仁奈、組員3人の5人しかいなくて、 一つ椅子が空いているのです。 この椅子に誰が座るのか? 恐らく、用心棒の神崎が手負いの状態なので、神崎に 代わる 腕利きの新たな用心棒かと考えます。 つまり、天童組の 力のある新キャラ登場か? 【考察その2】最終コマのスマホは誰のもの? 会話の流れからすると、千歌のスマホが鳴ったように 見えます。 しかし、千歌たちは スマホを教団に取り上げられて いて、その後も 彼女らは教団にとって注意人物なので、 スマホは返っていないとも考えられます。 としたら、このスマホは 神崎のスマホではないか? そうなると、展開がガラッと変わってしまうのです。 現在教団トップの 犬養まり亜から、神崎への電話と なると、教団と天童組が繋がっている事になります。 そもそも 天童組が教団から死体の状況を聞き出せた のも、事前に繋がっていたからと察せられるので、 その可能性はあると思います。 ただし、スマホを持つ指が スラッと細く見えるので、 屈強な神崎の指には見えない? という疑問が残り ますが…

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宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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