少年サンデーSで『清楚なフリをしてますが』を連載していた倉地千尋さんがTwitterで6年連載されていた、実体験を元にしているという作品です。
タイトル通り、初めて自身に訪れた生理のことを恥ずかしくて家族にも友人にも言えず、何とか隠し続けて生きようとする少女のお話です。
女子の体に対する知識もなく想像力も働かないクラスメイトの男子の無思慮な言葉に傷付けられてしまい、それがより自分の体に起こっている変化を隠し通そうという方向へと向かってしまうのは現実でもたくさん起こっていそうです。
保健の授業で習えること、あるいは家族から教われることは人によって大きく差があるでしょう。特に男性は知識としては習って知っていても、この作品で描かれているような個別具体的な悩みや羞恥心、苦しみというのはなかなか想像しにくいものであろうと思います。逆に言えば、このマンガを読めば理解できることは沢山あるので、保健の時間に読む教本にして欲しいくらいです。
血の付いたパンツを隠し続け、最終的に庭に数多のパンツを埋め続けた、という筆者の行動にあなたは何を思うでしょうか。
急激な体や心の変化に戸惑う第二次性徴期の心理的な動きや、友達との関係性なども非常にリアルで当時のことを思い出しながら読んでいました。あの頃の自分は、そんな状態になっていた子に対して上手く接することができていたかな……。
Kindleで全巻0円で読めるので、ぜひ多くの方に触れてみて欲しいです。
ついに生理が来てしまった!小学生のせいこは、初潮を誰にも言えず…クラスのみんなはまだ生理が来ていないようで、家族にも、親友のえっちゃんにすら相談できない。子供から大人になっていく自分の身体の成長を受け入れられず、生理が来たことを隠し通す決意をしたせいこ。血が付いてしまったパンツを庭に埋めたり、誰にも知られずナプキンを購入するため、隣町まで行ったりと奮闘する。思春期の苦悩に葛藤しつつも、水泳の授業、修学旅行、数々の危機を乗り越えて、生理を隠し続けることが出来るのか?更にはいつもからかってくるクラスの男子・大槻にバレそうになってしまい…!?実話を基にした共感を呼ぶ?女子の苦悩と成長のコメディ!
ついに生理が来てしまった!小学生のせいこは、初潮を誰にも言えず…クラスのみんなはまだ生理が来ていないようで、家族にも、親友のえっちゃんにすら相談できない。子供から大人になっていく自分の身体の成長を受け入れられず、生理が来たことを隠し通す決意をしたせいこ。血が付いてしまったパンツを庭に埋めたり、誰にも知られずナプキンを購入するため、隣町まで行ったりと奮闘する。思春期の苦悩に葛藤しつつも、水泳の授業、修学旅行、数々の危機を乗り越えて、生理を隠し続けることが出来るのか?更にはいつもからかってくるクラスの男子・大槻にバレそうになってしまい…!?実話を基にした共感を呼ぶ?女子の苦悩と成長のコメディ!