あったかいなぁ
病気で生き辛さを感じている麦巻さんを、あたたかく迎えてくれる鈴さん、司さん。最初司さんのあたり強い?と思いきや、とっても思いやりのある方で鈴さんの息子さん(?)だなあと納得する。 麦巻さんのしんどい心情や気遣われるのもちょっと…っていう気持ちがすごく伝わってくるので、なおさらふたりの優しさが沁みました。ありがたいなぁ~。鈴さんの「果報は寝て待て」のシーンもほんわかあったかい気持ちになりました。このくらい長い目でいたほうが生きやすいのかな~みたいな。薬膳にも興味持ちました。ちょっと調べてみようかな。
読んでいると、気持ちがほぐれます。
ギスギスした社会で生きていると、知らない間に自分の心の声を聞けなくなってしまうことがあります。
その時に、自分のリセット方法が分かっていれば、どんなに助かるか。
心と体は繋がっているので、心の安らぎは、健康にも繋がりますよね。
そんなことを、思い出させてくれる緩やかな時間の中に自分を解放できるそんな素敵な作品です。