いい女の正体
主人公のさとりちゃんが働いているチェーンのコーヒー店には2人のお客さんがやって来る。1人は誰もが見とれるような着物美人。もう1人は化粧っけのないオバサン。さとりちゃんは内心「女の人生には分岐点があるな〜私はあっちにはなりたくないな〜」と思っているが、実は2人は同一人物で…という話。 ココハナ10周年の記念読み切りなので続編はなさそうですが、東村アキコ先生らしい話で面白かった!ヘアメイクも着付けも凄腕レベルのヨシエ先生みたいなキャラを描かせたらやっぱ上手いよな〜。最後まで2人が同一人物だと気付けなかったさとりちゃんがいい女になるのは難しそう…!
カフェで働いているどこにでもいそうな若くて地味な女の子が着物美人に落ちる瞬間を描いた話(これはもう「一目惚れ」としか言いようがない確かな一目惚れ!)。
「着物美人 スッと帯から 電子マネー」そんなエモくて美しいシーンこの目で見たすぎる…雪持ち笹ってメモで教えてくれる気遣いも素敵。
東村アキコの描く女性の美のオンとオフって何度見ても惚れ惚れするな〜とただただ楽しんでしまいました!