「ウチご飯」ふたりの“呑みたい!”を描く
1巻感想。少ない材料のお手軽料理から、時間と手間をかけたこだわり料理まで幅広く、今はこれが食べたいから作る!そして食う!呑む!ウマい!という「欲を満たす」ための最高の流れ。ストーリーの背景とも相まって、読んでてお腹が空いてくる。 とくに好きな回は、子どもたちが日中居ないときを見計らって冷蔵庫にビールとおつまみをセット。「これが終わったら飲むんだ」という思いを胸に大掛かりな掃除を一気に片付ける。汗をビッショビショにかいてからの…!!!最高ですね。性格は正反対だけど食の好みが同じなので、ふたりの結束力がここぞとばかりに高まるのが面白い。
ふたり力を合わせて子育てに奮闘している千石と晴海がゆっくり酒と肴を楽しむお話。
家事に仕事に子育てに……なかなか自分の時間が持てない2人だから、リラックスしてる姿を見れて嬉しくなります。
多めに作った肴は翌日の朝ご飯にしたりお弁当にしたり、やっぱりパパなところに癒されます。
子どもたちが寝静まったあとに作るから手軽なレシピが多めかと思いきや、結構手間暇かけていてとても美味しそう…!
それだけウチ呑みの時間を大事にしてるんだなあと、またもや癒されます。
本編を読んでいても思うことですが、こういう家族の形も素敵ですよね。
辛いことも楽しいことも美味しいものも分けあってる姿に心あたたまりました。