1999年から2014年の間に描かれた高橋留美子の短編が一気に読める
1999年から2014年の間に描かれた高橋留美子の短編が収録されている。ほとんどが単行本初収録らしい(もう少し早くても良かったのでは笑) 表題作の「鏡が来た」は手のひらに鏡が現れると、人の悪意が見えるようになってそいつを始末してあげなきゃいけない世界の話で世にも奇妙な物語的なテイストだけど、「with CAT」とかは高橋留美子らしいドタバタラブコメで幅が広い。 個人的にはあだち充と共同で描いた週刊少年サンデー50周年記念企画に寄せた「マイスイートサンデー」が二人が漫画家になるまでとか、あだち充がデビューしたとき高橋留美子は何をしていたのか?が描かれてて面白かった。二人ともサンデーとの出会いは遅いっていう共通点があるらしい
高橋留美子短編集、なんて贅沢な作品集なんでしょう。
色んなテイストがあって、高橋留美子の才能を今更ながら感じます。
『鏡が来た』斬新だし、引き込まれます。
『リベンジドール』最後のオチが好き!
『with CAT』可愛いらしい二人のほのぼのストーリー。
そして、最後の『マイスイートサンデー』はあだち充と高橋留美子二人の境遇が本人によって描かれているって素敵すぎる💓
皆に読んで欲しいです♪