えびしんじょのようなえっちさ
にんにくをたっぷり効かせたステーキ、溢れんばかりのチーズがのったピザのようなジャンクなエ◯さではない。 まず椀の蓋を開けて、匂いを連れた湯気を楽しみ、出汁をつうっと口に含む。 箸をとり、しんじょを持ち上げ、滴るつゆと共に口へ迎える。 そうして旨みをしっかりと余すことなく感じるのだ。 みたいなことを書きたくなるぐらい感情にくる作品。 小説家のおじさんとミステリアスな美女の出会いから始まる愛の物語、あたたかな絵柄と多めの無言のコマも心地よく、ゆったりじんわりふつふつと楽しませてくれる。 ジャンクなものも大好きだけれども、こういうのもいいなぁと思いました。
ムーコの次の新連載も、犬!しかもでかい!まっしろもふもふ。名前はモヤ。グレート・ピレニーズという犬種らしいです。
飼い主は絵本作家でいつも締切に追われているひよりさん。
そしてモヤに遊ぼう攻撃を受けてブチ切れる猫のキリさんの3人ぐらしを描いた漫画です。
ひよりさんに「おっきい赤ちゃん」と呼ばれているモヤ、犬好きにはたまらなく可愛いです(飼うのは大変そうです)。