名無し1年以上前編集昔の名作少女漫画という話題になると結構目にする悪魔の花嫁。マンバ通信でも取り上げられてたし読んでみるか〜と思って1巻読んだら、少女漫画らしくてメチャクチャよかったしマジで縦横無尽な文化教養マンガだった。 1巻でテーマとなったものだけでも ・【絵画】ドガ『踊り子』 ・【クラシック】ショパン『ノクターン』、シューベルト『魔王』 ・【環境問題】公害 ・【古典】竹取物語、ギリシャ神話、能楽(観阿弥・世阿弥)、源氏物語 …と、盛りだくさん。「ほぉ〜」と感心しながら読んでしまった。 作中世界について、↑の記事を書いた和久井さんが「異世界風ジャパン」と言ってたけど秀逸すぎる表現ですね。 日本の男子学生が自宅で貴族みたいな長テーブルで食事して平然と燭台持ちながら地下室に向かい出すの最高…! 少女漫画でおなじみの憧れの欧州の上流階級の暮らしを「こういうの好きなんでしょ?」ってサラッと現代日本(※70年代)にぶっ込んでしまう素直さ柔軟さが素晴らしい。 なによりにぶっ込んでも違和感を感じさせず、世界観を崩壊させない手腕がすごい。 正直1巻の時点ではスパダリというか結構粘着ヒーローって感じなので、2人がこのあとどうなるのかすごく気になる。 【追記】 気になったのが、主人公・美奈子という名前。 「ディモスの妹で、美と愛の女神ヴィーナスだから美奈子」という説明がされていたのですが、この「ヴィーナス=美奈子」って何が発祥なんだろう。 いままで「ヴィーナスで美奈子」と言えば愛野美奈子ことセーラーヴィーナスだと思っていたので驚きました。 あと1巻の最後のお話「愛は炎の中に」のカップルのやりとり。「やけどで酷い容姿になってしまった恋人(男)のために目を潰した彼女」って、これも何か元となる故事があるんだろうか。康一くんは由花子さんのために目を潰そうとしたけど、悪魔の花嫁読んでたのかな…。1わかるmode_comment1返信favoriteわかるreply返信report通報
雪猫7ヶ月前編集昔の名作少女漫画という話題になると結構目にする悪魔の花嫁。マンバ通信でも取り上げられてたし読んでみるか〜と思って1巻読んだら、少女漫画らしくてメチャクチャよかったしマジで縦横無尽な文化教養マンガだった。 https://manba.co.jp/manba_magazines/11982 1巻でテーマとなったものだけでも ・【絵画】ドガ『踊り子』 ・【クラシック】ショパン『ノクターン』、シューベルト『魔王』 ・【環境問題】公害 ・【古典】竹取物語、ギリシャ神話、能楽(観阿弥・世阿弥)、源氏物語 …と、盛りだくさん。「ほぉ〜」と感心しながら読んでしまった。 作中世界について、↑の記事を書いた和久井さんが「異世界風ジャパン」と言ってたけど秀逸すぎる表現ですね。 日本の男子学生が自宅で貴族みたいな長テーブルで食事して平然と燭台持ちながら地下室に向かい出すの最高…! 少女漫画でおなじみの憧れの欧州の上流階級の暮らしを「こういうの好きなんでしょ?」ってサラッと現代日本(※70年代)にぶっ込んでしまう素直さ柔軟さが素晴らしい。 なによりにぶっ込んでも違和感を感じさせず、世界観を崩壊させない手腕がすごい。 正直1巻の時点ではスパダリというか結構粘着ヒーローって感じなので、2人がこのあとどうなるのかすごく気になる。 【追記】 気になったのが、主人公・美奈子という名前。 「ディモスの妹で、美と愛の女神ヴィーナスだから美奈子」という説明がされていたのですが、この「ヴィーナス=美奈子」って何が発祥なんだろう。 いままで「ヴィーナスで美奈子」と言えば愛野美奈子ことセーラーヴィーナスだと思っていたので驚きました。 あと1巻の最後のお話「愛は炎の中に」のカップルのやりとり。「やけどで酷い容姿になってしまった恋人(男)のために目を潰した彼女」って、これも何か元となる故事があるんだろうか。康一くんは由花子さんのために目を潰そうとしたけど、悪魔の花嫁読んでたのかな…。@名無し「思い出せないマンガ」案件で「悪魔の花嫁」が出てきた流れで、こちらの記事を拝見しました。 『日本の男子学生が自宅で貴族みたいな長テーブルで食事して平然と燭台持ちながら地下室に向かい出すの最高…!』 爆笑しました。た、確かに!(笑) 当時、リアルタイムで読んでおりましたが、素直に「ヴィーナス=美奈子」は「美(ビ)奈(ナ)子(ス)」の当て字だと受け取りましたが、子供心に「それはちょっとダジャレがすぎるのではデイモス」と思いました。これ以前に元ネタがあるかどうかは分かりませんが...。 それから「酷い容姿になってしまった恋人のために目を潰した彼女」については、当時は「痛そう」としか思いませんでしたが、今ならわかる、これ「春琴抄」ですよね。康一くんが読んでるとしたら「悪魔の花嫁」で、「春琴抄」ではないと思いますが(笑)。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報
雪猫7ヶ月前「思い出せないマンガ」案件で「悪魔の花嫁」が出てきた流れで、こちらの記事を拝見しました。 『日本の男子学生が自宅で貴族みたいな長テーブルで食事して平然と燭台持ちながら地下室に向かい出すの最高…!』 爆笑しました。た、確かに!(笑) 当時、リアルタイムで読んでおりましたが、素直に「ヴィーナス=美奈子」は「美(ビ)奈(ナ)子(ス)」の当て字だと受け取りましたが、子供心に「それはちょっとダジャレがすぎるのではデイモス」と思いました。これ以前に元ネタがあるかどうかは分かりませんが...。 それから「酷い容姿になってしまった恋人のために目を潰した彼女」については、当時は「痛そう」としか思いませんでしたが、今ならわかる、これ「春琴抄」ですよね。康一くんが読んでるとしたら「悪魔の花嫁」で、「春琴抄」ではないと思いますが(笑)。悪魔の花嫁マジのガチで縦横無尽な文化教養マンガだった #完結応援3わかる
雪猫7ヶ月前「思い出せないマンガ」案件で「悪魔の花嫁」が出てきた流れで、こちらの記事を拝見しました。 『日本の男子学生が自宅で貴族みたいな長テーブルで食事して平然と燭台持ちながら地下室に向かい出すの最高…!』 爆笑しました。た、確かに!(笑) 当時、リアルタイムで読んでおりましたが、素直に「ヴィーナス=美奈子」は「美(ビ)奈(ナ)子(ス)」の当て字だと受け取りましたが、子供心に「それはちょっとダジャレがすぎるのではデイモス」と思いました。これ以前に元ネタがあるかどうかは分かりませんが...。 それから「酷い容姿になってしまった恋人のために目を潰した彼女」については、当時は「痛そう」としか思いませんでしたが、今ならわかる、これ「春琴抄」ですよね。康一くんが読んでるとしたら「悪魔の花嫁」で、「春琴抄」ではないと思いますが(笑)。悪魔の花嫁マジのガチで縦横無尽な文化教養マンガだった #完結応援3わかる
あらすじある日、悪魔が花嫁を迎えに来た…美奈子が夢の中で出会った悪魔・デイモスは、自分と美奈子が遠い昔、愛しあっていたのだという。恐ろしくなった美奈子は夢でよかったと安心したが、デイモスが会いに行くと言った金曜日の午後一時、自分の周りに不思議なことが起こり始めて…「暗い金曜日」善と悪、優しさと残忍さ、人間の心を操る悪魔の微笑!!超ロングセラーのオカルト巨編!!続きを読む
昔の名作少女漫画という話題になると結構目にする悪魔の花嫁。マンバ通信でも取り上げられてたし読んでみるか〜と思って1巻読んだら、少女漫画らしくてメチャクチャよかったしマジで縦横無尽な文化教養マンガだった。
1巻でテーマとなったものだけでも
・【絵画】ドガ『踊り子』
・【クラシック】ショパン『ノクターン』、シューベルト『魔王』
・【環境問題】公害
・【古典】竹取物語、ギリシャ神話、能楽(観阿弥・世阿弥)、源氏物語
…と、盛りだくさん。「ほぉ〜」と感心しながら読んでしまった。
作中世界について、↑の記事を書いた和久井さんが「異世界風ジャパン」と言ってたけど秀逸すぎる表現ですね。
日本の男子学生が自宅で貴族みたいな長テーブルで食事して平然と燭台持ちながら地下室に向かい出すの最高…!
少女漫画でおなじみの憧れの欧州の上流階級の暮らしを「こういうの好きなんでしょ?」ってサラッと現代日本(※70年代)にぶっ込んでしまう素直さ柔軟さが素晴らしい。
なによりにぶっ込んでも違和感を感じさせず、世界観を崩壊させない手腕がすごい。
正直1巻の時点ではスパダリというか結構粘着ヒーローって感じなので、2人がこのあとどうなるのかすごく気になる。
【追記】
気になったのが、主人公・美奈子という名前。
「ディモスの妹で、美と愛の女神ヴィーナスだから美奈子」という説明がされていたのですが、この「ヴィーナス=美奈子」って何が発祥なんだろう。
いままで「ヴィーナスで美奈子」と言えば愛野美奈子ことセーラーヴィーナスだと思っていたので驚きました。
あと1巻の最後のお話「愛は炎の中に」のカップルのやりとり。「やけどで酷い容姿になってしまった恋人(男)のために目を潰した彼女」って、これも何か元となる故事があるんだろうか。康一くんは由花子さんのために目を潰そうとしたけど、悪魔の花嫁読んでたのかな…。
「思い出せないマンガ」案件で「悪魔の花嫁」が出てきた流れで、こちらの記事を拝見しました。
『日本の男子学生が自宅で貴族みたいな長テーブルで食事して平然と燭台持ちながら地下室に向かい出すの最高…!』
爆笑しました。た、確かに!(笑)
当時、リアルタイムで読んでおりましたが、素直に「ヴィーナス=美奈子」は「美(ビ)奈(ナ)子(ス)」の当て字だと受け取りましたが、子供心に「それはちょっとダジャレがすぎるのではデイモス」と思いました。これ以前に元ネタがあるかどうかは分かりませんが...。
それから「酷い容姿になってしまった恋人のために目を潰した彼女」については、当時は「痛そう」としか思いませんでしたが、今ならわかる、これ「春琴抄」ですよね。康一くんが読んでるとしたら「悪魔の花嫁」で、「春琴抄」ではないと思いますが(笑)。