ドキドキする
置かれた環境に疑念をもち、探り出していくミステリアスな一面、七桜と椿のそれぞれの不器用な恋の一面、 お菓子が好きという2人共通の一面、たくさんの伏線が置かれてどの面も気になります。複線がどう回収されるのか。ドキドキします。 続きを読まずにはいられないくらい、ストーリーにのめり込まれました。
七桜は幼いころ、母が住み込みで働いていた老舗和菓子屋・光月庵で椿と出会う。しかしある事件が起き、殺人の容疑をかけられた七桜の母は逮捕され、七桜も追い出されてしまう。15年がたち、失意の七桜の前に現れた椿。二人は和菓子の腕を競って対決することに。七桜の人生を狂わせた椿。その憎い椿は、あろうことか七桜に自分との結婚を持ちかける。七桜をかつての幼なじみだとは気づいていない椿。思いもよらない言葉に七桜は!?
和菓子の老舗の男女の話。
ですが、全然穏やかじゃない!!
他の和菓子題材漫画と全然違ってびっくり。
かなりドロドロだけど先の話が見えなくて面白いです、少女漫画のストーリーとしてはなかなか起伏がある方かと。
もちろん少女漫画のドキドキ要素もあり。
途中で和菓子の意味(この和菓子をどうして作って持ってきたか)をキャラが語るんですが青い桜の和菓子が何を意味しているとか、羊羹が何を意味しているとか和菓子で相手をおおっといわます。
その辺が「和菓子」という作品で殴り合ってる感じがしていいです