それでも前を向いて進むダリヤ、応援したくなります。
ダリアは、父親の職業であった魔道具師をめざします。何かを作り出して動いたとき、驚きと達成感はたまりません。 ダリアの成長といろいろな魔道具にかかわる話もでてくるのですが、兄弟子のとんでもない行動で魔道具の話から、題名にかかわる内容に変わっていきます。 彼女の人生をつづった話になっていて、興味や面白さを追うだけでは生きていけない現実的な内容に展開していく。 心情の描写も細かく大いに共感で知るところがありました。 どう展開していくのかという部分でも楽しみです!
世界観とその魅力がギュッと詰まったコミカライズ0話を読んで、すっかりハマって原作も追ってます!コミカライズは時系列を入れ替えて、初めて魔道具を作ったお父さんと過ごした子供時代から始まっているのがすごくいいアレンジだなと思います。
道具造りのワクワク感もさることながら、ダリヤとヴォルフという大人の男女2人が、仲睦まじく2人でおうちご飯したり買い物に行ったりしてるのにラブコメの波動が全然発生しないのがすごい!
恋愛漫画によくある浮ついた展開に持っていこうという気配が一切無く、あくまで仲のいい友人という距離を保ち続けてるところがかなり珍しくて面白いと思う。
見てるこっちは「はよくっつけ〜〜!!!」という気持ちと「いつまでのそのままピュアな距離感でいてくれ〜〜!!😭」の板挟みになってそれがたまりません。
ものづくり系作品、じっくり育まれる関係が好きな人はぜひ読んでほしいです!