部長オブザデッドが最高だったのでこっちも読んでみたら最高でした。最高のクソ川柳漫画。
ごく普通の女子高生・ナナがクソ川柳を読んだら、100年前に死んだ川柳バトラー・センリが呼び出されてしまった!
ナナも強制的に川柳バトラーにさせられ、激しい川柳バトルの渦に巻き込まれていく……というお話。
ナナの読んだクソ川柳がクソすぎて絶対笑っちゃう。クオリティがクソなのではなくて(クソだけど)ちゃんと排泄物としてのクソです。でんぢゃらすじーさんの笑いを女子高生がやることで素敵なシナジーが生まれてます。
うんこ以外の部分でも笑わせてくれるのに、決めるとこはちゃんと決めてくる(うんこで)感じ最高です。
でもオチは綺麗なところも最高です。川柳と言えばこの人だもんね。
大人になってから読みましたがマジで怖すぎてビビりました。ちょっとトラウマです。マンバで表示されてる単行本の画像だと何故かフランス人形が表紙になってますが、実際に物語に登場するのは日本人形です。山岸凉子先生が日本人形のホラーを描いたら、そりゃ最恐でしょう…。でもグロくはないので普段はホラーを読まない人でも読めちゃうんです。もちろん怖い漫画が大好きな人にもオススメです。
電子書籍化はされていないのですが、潮出版社の選集の第一集に収録されているのと、文庫版「わたしの人形は良い人形」として出版されているので、割と手に入りやすいです。