漫画家への道を決めた、あの運命の一年。『Gu-Guガンモ』『さすがの猿飛』『ギャラリーフェイク』の細野不二彦が初めて描いた、若き日の親友、家族、恩人、そして自分自身。1978年、東京の有名私立大学に通う、細納(サイノ)青年と仲間たち。彼らは、のちに漫画家やアニメーターとして大活躍する才能の持ち主だが、その頃はただ、マニアックな学生生活を謳歌する若者たちだった。時代は日本のサブカルチャーが勃興する70年代後半。アルコール依存症の父、障がいを持つ弟、複雑な家庭環境の中、細納青年は、悩み迷いながらも、自ら漫画家の道を歩き始める。高千穂遙氏(スタジオぬえ)推薦!! 「事実と虚構を巧みに交錯させて、人生の物語を紡ぎだす。この才能をデビューへと導くことができた。それを誇りたい。」
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細野不二彦のマンガはよく読んでいるが、細野不二彦がどんな感じで漫画家になったかというのは、「味いちもんめ」番外編の漫画家の「食」にまつわる話を聞くマンガとサンデーまんがカレッジのチャレンジ新人賞のインタビューぐらいでしかしらないのと細野不二彦とスタジオぬえの関係が気になっていたので楽しみだ。
あらすじに人生を決定づけた一年とあるから『マンガ少年』での「クラッシャージョウ」でのデビューのへんまでかな。
画像は 『マンガ少年』の1979年4月号からです