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「お前は俺の、運命の女なんだよ!」─成り上がりの宝石屋の息子・康平と、銀座の「女帝」を母に持つ明日香の2人は、良家の子息が集まる学校では共に浮いた存在だった。明日香の境遇を憂いている内に、いつしか康平は明日香の事を本気で好きになっていた。だがしかし、明日香は突然康平の前から姿を消す。学校を辞め、京都で舞妓になるために…─ショックを受けた康平はなんとか明日香を探しだし、自分も京都に向かう。彼女の側で彼女を見守りながら、自分の夢を叶える為に京料理屋の門を叩いたが─『銀座の女帝』彩香と、母を抜く『女帝』になる事を祇園で目指した娘・明日香。『女帝』の裏側を知る一人の青年の物語が今、ここに始まる─!
女帝花舞にハマったところ関連作品があると知って読んでみました。続編だと思って読み始めましたが、同じストーリーが康平視点で描かれているスピンオフでした。けれども本編では描きれていなかった康平の明日香に対する思いを知ることが出来て、やっぱり最終的に2人が結ばれてよかったなと思いました。しかし明日香の水揚げ未遂後に初めて関係を持ったところで完結しているので、どうせなら最後まで描いて欲しかったです。