別の方が表現力について触れていたので、私からも補足をさせてください。

あらすじとプレゼンテーションは似て非なるものです。
映画の感想を言う時にWikipediaに書いてあるあらすじをそのまま言う人は少数派ですよね。
お気に入りの映画を勧めるとき、表現力のある人はそれを見たことがない人にも面白さが伝わるように解説をします。それが表現力というものです。

あらゆるエンタメも同じで、ただただ事象を説明するだけでは感動も面白さも伝わりません。
表現力のある作者は読者に思っていることがより伝わって欲しいからこそ、魅せゴマだとかキャラクターの表情といった演出に力を入れるわけです。

また、どんなに素晴らしい作品でも評価されないということはザラにあります。
画家で言えばゴッホ、作曲家のサリエリなんかはその代表例の一人です。受け取り側の勘が鈍いということもしばしばありますし、マーケティングの問題やさらに凄い作品が同じ時代にでてきたという運の悪さが関係してくることも普通にあります。それが、芸術やエンタメの世界です。
しかし、そういった凄い作品は確実に後々認められます。なぜならそれらの作者たちは「表現」からは逃げたりはしてこなかったからです。さらに言えば、読者のせいにはほとんどしてこなかったはずです(苦悩はしたでしょうが)。
だからこそ認められたともいえますね。

あなたが読者や編集者に対して文句を言うほど、「なんだこいつ。せっかく読んで感想を言ったのに…もう知らね」と呆れてしまう人も少なくないはずです。(実際、この掲示板でも、あなたが反論をするたびに呆れたり攻撃的になっている人が増えているのはそう言うことではないでしょうか)。

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