水族館に行きたくなる…!にコメントする
アクアリウム
おさかな大好き黒髪少女の不思議なチカラ
アクアリウム 須藤真澄
名無し
須藤真澄さんの描く作品を読むとどんな作品でも"心の旅"をした気持ちになります 世界観、絵柄、画面の細部のこだわり美しさは果てしないです 私はこのアクアリウムを 『須藤真澄が描く物語の心震える要素をぎゅーーーーーっと濃縮して 宝物のような一冊なので誰かにプレゼントしたい物語』 と思っています そんな気持ちでクチコミを書いています 主人公もっこはお魚大好き少女 ちょっとお魚が大好きすぎるかもしれない…ある能力があるのです そんな彼女を取り巻く全ての人間も魚も魅力的です 生きるってなんだろう、死ぬってなんなのかなみたいなものを感じながら そういえば人間の祖先は"水"から生まれたんだっけ…そんな気持ちになりながら 読んでいるとじわっと涙も出そうになりますが 最後なんだか底抜けに明るい気持ちになります (ネタバレしないクチコミにしようと思ったら感情だけの文章になってしまいました) それにしても画面がやっぱり美しすぎる! 吹き出し位置からますび先生特有の線は丁寧の真骨頂 一つ一つが本当に綺麗です それだけでも見て居てほえーっとため息でます …読み終わった後は、壮大な自己肯定感を頂けた気持ちになります よし明日もがんばろう (そういえば映画化しているのですが…そちらはどうなのでしょうか)
じゃあ、あんたが作ってみろよ
アップデートというよりも根本のお話
じゃあ、あんたが作ってみろよ
野愛
野愛
見た目も収入も申し分ないけどモラハラ気質で古い男が、恋人にフラれたことをきっかけに自らをアップデートしていくストーリー。 恋人が仕事終わりに作ってくれたご飯に、色味がどうだ出汁がどうだバランスがどうだとケチ(アドバイス)をつけ、そりゃプロポーズしてもフラれるわ!ざまあみろ! と思うものの、ちゃんと傷つきちゃんと学ぼうとする姿を見るとだんだん応援したくなってくる。 そして変わろうとするのは何も男ばかりじゃない。勝男をフった鮎美も、自分が本当に好きなものを見つけ人生を変化させていく。 読んでいくと2人はお似合いのカップルだったんだなあ、と皮肉じゃなくて本当に思う。 理屈じゃなく惹かれあった男女が、結婚という目的や男と女という役割に縛られてお互いが見えなくなっていく、なんて悲しい話。 そうさせているのは世間の空気や常識や今まで歩んできた人生など要因は様々だけど、「わたし」と「あなた」だけをしっかり見ていれば起こらないはずなのになあ……。でもそれが難しいんだよね。 勝男と鮎美の人生が再び交わるかどうかはさておき、2人もわたしもみなさんも、自分と相手の好きを大切にして人間関係を築いていけたらいいなと思った。
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