あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前編集音楽を題材にした漫画は多数あるので忘れてしまいがちだけれど、漫画で音楽を表現するのって物凄いことじゃないですか? なずなのねいろ、物凄い漫画に出会ってしまった気がしています。 ギター少年の伊賀が三味線を弾く少女なずなに出会い、三味線を教わろうとするところから物語は始まります。 なずなの三味線に感動し、自らも三味線の魅力に引き込まれていく…のは間違いないのですが、一筋縄ではいかないのがこの作品。 なずなには三味線を弾かなければならない理由と、三味線を弾くことができない理由がありました。 何故なずなは三味線を弾くのか、何故なずなは三味線を弾けないのか、なずなが抱えているものは何なのか。 多くは語られないまま、揺れ動くなずなの心だけをたっぷり描写して物語は進んでいきます。 真実が明らかになり、動き出したなずなの音色は静寂を切り裂くように鳴り響きます。 漫画だから音が聞こえることはありません。それでも、自分自身の音を見つけたなずなの姿が心を震わせる音楽そのものに見えました。 なずなが子どものような容姿で描かれているのにもしっかり意味があって驚きました。何から何までよくできている…。 本当に本当に出会えてよかった作品です。ぜひ多くの人に読んでほしい!@野愛ナヲコ先生の作品を読んでくださる方がいて、本当に嬉しいです! 音に関しては仰るとおりで、漫画で音は表現できなくて、その代わり音=自分・自分の好きなもの・解放された自分らしさという事を徹頭徹尾表現するので、ブレなく強い表現になっているのだと思います。 容姿に関しても驚きの内容ですよね。でもああいった設定の発想は、成人誌で「実用的でない」作品を発表されていた先生ならではなのかもしれません(『からだのきもち』に纏まってます)1わかるmode_comment1返信favoriteわかるreply返信report通報
ナヲコ先生の作品を読んでくださる方がいて、本当に嬉しいです!
音に関しては仰るとおりで、漫画で音は表現できなくて、その代わり音=自分・自分の好きなもの・解放された自分らしさという事を徹頭徹尾表現するので、ブレなく強い表現になっているのだと思います。
容姿に関しても驚きの内容ですよね。でもああいった設定の発想は、成人誌で「実用的でない」作品を発表されていた先生ならではなのかもしれません(『からだのきもち』に纏まってます)