しっとりとした恐怖
殺したはずの夫が戻ってきた。 クローン?タイムリープ?などとSF的な想像を膨らませていましたが、違いました。 夏奈は夫・亮を殺害し、物置にある冷凍庫に死体を隠す。 自由を手に入れた夏奈だったが、何事もなかったかのように亮が帰ってくる。 以前とは見違えるように、仕事熱心で家事も手伝い、暴力をふるうこともない亮。 一体、この男は誰なのか…? 夏奈と共に読者も疑心暗鬼になっていきます。 全てが明かされこのまま幸せに向かっていくのかと思いきや、最後の最後までしっかり恐怖を味わわせてくれます。 実は夏奈がずっと怖いんだよな…。 中盤で登場する蒲田という男の存在がぼんやりだったのがちょっと残念だったかなあ。 それ以外はちゃんと怖くて面白かったです。
冒頭、妻が夫を殺害したところから物語は始まります。異臭騒ぎになることを避けるために、たまたま倉庫にあった(アイスとか売ってるような)冷凍庫にひとまず遺体を保管するんですが、翌日、殺したはずの夫が普通に生きてるんです。でも冷凍庫には遺体がちゃんとある。
なんで?????????????
別人を殺してしまったとか、夫のそっくりさんとか、いろんな可能性を想定するんですが、死んでる夫と生きてる夫が同時に存在してるとしか言いようがない状況。謎すぎー!!
その夫は今まで妻にひどい仕打ちを繰り返してきた悪魔のような暴力夫なので、妻は遺体から肉を削ぎ取って夫の弁当に入れて食わしたり(後で食ってなかったことが判明するけど)、もう一度殺そうかとか、考えながら様子見してます。なので1巻の時点では、夫が生きてることの説明は一切なし。気になって寝れない!!もうこれはマンガワンで連載追うしかなさそうだ。