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舞台は北欧・スウェーデンの首都ストックホルム。北欧では元々「トムテ」と呼ばれる妖精の存在が民間伝承で伝えられている。
この作品は妖精が引き起こす不思議な事件の数々を、パートナーであるアダムという男性とともに解決へと導きながら、自らの失った記憶の手がかりを探す少女・ワコの物語。
基本的には妖精たちが人間に近づいて引き起こす事件を解決していくという、一話完結型に近い形式をとっている作品。
事件というのも妖精たちが人間の心を魅了したり惑わしたりするという形で引き起こされるものが多く、ワコの謎多き人物像も相まって、全体的にミステリアスな雰囲気が漂っている。
また、作品の舞台が北欧ということで、北欧の街並みや風景を楽しむこともできるが、特に妖精たちの住処や事件が起こる場所として"森林"が多く登場する。深く生い茂った森林とそこに登場する妖精、この絵としての組み合わせもこの作品の幻想的な雰囲気を引き立てている。
主人公のワコや彼女と共に活動するアダムの人物像や背景はまだまだ謎に包まれているが、どことなく狐につままれたような感覚を覚えながら進んでいく物語こそがこの作品の1番の魅力なのかもしれない。
1巻まで読了
北欧・スウェーデン。その国では人間(ひと)の傍らに妖精も在った。その不思議がもたらす(珍?)事件を美貌の青年アダムと、クールビューティー・ワコが解決。ワコの失くしてしまった記憶と共に妖精たちに迫る!
北欧・スウェーデン。その国では人間(ひと)の傍らに妖精も在った。その不思議がもたらす(珍?)事件を美貌の青年アダムと、クールビューティー・ワコが解決。ワコの失くしてしまった記憶と共に妖精たちに迫る!