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いわゆる養子縁組とは違い、あくまで将来的に実親のもとに戻ること前提で、それまで子供の養育をする『養育里親』。こういう、こうすればいいという正解がないテーマは描くの難しいと思います。ただ、世の中には自分が知らないだけで、子供を守る制度がたくさんあるんだと学びました。
正直読者としても、主人公の鈴木(男性・独身・漫画家)は里親としてかなり不安だし、毎話ヒヤヒヤしながら読んでいます。でも様々な審査を経て彼に決まったのだから、高嶺くんの生活・成長を全力で守って欲しい。鈴木の「人に頼れる」ところが里親としての長所だというのを読んで、たしかにひとりでなんとかしようとする人より、些細なことでも人に相談できる人のほうが良いし、子供もそれに倣うんじゃないかと思いました。それに、子育て=女性の役割という古臭い考えを壊すという意味でも、鈴木にはしっかり役割を果たしてもらいたい。笑
3巻以降は、本格的に里親里子生活が始まるわけですが、そしてきっと(いや、絶対)大変なことがたくさん起こると思いますが、読みながらふたりを応援してますので楽しみです。
漫画家である鈴木旭のもとに、保育士時代の生徒である山本高嶺から手紙が送られてきた。鈴木は、懐かしく想い高嶺と出会い交流を深めていく。高嶺は、母親と離れ、児童養護施設で暮らしていた――。 他人の息子を育てることはできますか? 家族は、血が繋がってなくてもいいですか? 30代独身男と少年の、里親・里子物語。
漫画家である鈴木旭のもとに、保育士時代の生徒である山本高嶺から手紙が送られてきた。鈴木は、懐かしく想い高嶺と出会い交流を深めていく。高嶺は、母親と離れ、児童養護施設で暮らしていた――。 他人の息子を育てることはできますか? 家族は、血が繋がってなくてもいいですか? 30代独身男と少年の、里親・里子物語。