アストラはシナリオが綿密に練られていて本当にたまらないですよね…!
合本版の表紙も素敵ですが、単行本だと全部読み終わったあと5巻の表紙の意味に気づくようになっていて…そういう「しかけ」が仕組まれてることにも唸らされました。

しかもただ無駄のない美しいお話なだけではなく、仰るとおり、キャラそれぞれの過去やコメディシーンもしっかり描かれていて気づくと全員に感情移入してました…🥺

表紙…しかけ……?

すいません気が付いてませんでした…差し出されているものすら受け取れていない…自分にがっかりです…
さておき、複数キャラクターがいるとその中になんかイヤだなって感じてしまうタイプが居たり、設定がご都合主義に感じたり、掘り下げが全員に辿り着く前に連載が終了したりがままあると思うんですけどこちらはほんとうに読みやすくて良かったです。
構想段階の15人ver.もいつか読んでみたいですね:-)

いえいえ、がっかりしないでください…! 篠原先生の伏線がすごすぎるってことなので。1巻から4巻まで8人のメンバーが順番に大きく描かれていて、最終巻でちゃんとシャルスになるようになってるのがもう…!😭

わかります…! キャラが多いのにみんな好きになれるし、お話の筋も通っていてストレスなく楽しめるの本当にすごい。

15人ver〜!!😂頼れるリーダー『ジェド』かなりタイプです。

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不揃いの連理

タイトルから見る"伴侶"の形

不揃いの連理
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

ここではタイトル『不揃いの連理』の語義と内容をリンクさせながら、(6巻までで)四組の女性ペアの関係を追う本作の魅力を書いてみたいと思います。 「連理木(れんりぼく・れんりぎ)」というのは、隣りあった木々の接触した枝や幹が一つにくっつき、木目まで混ざり合った状態のこと。そこから「連理」という言葉は二人の深い契りを表すのだそうです。 幸せな予感のある「連理」という言葉。では「不揃いの」という言葉はどうでしょう? 登場するペアは、いずれも全然タイプの違う二人。そしてどちらか片方、もしくは両方とも「ダメな人」だったりもします。 まっとうな会社員×元不良は見た目に反して、ダメなのは会社員の方。いかにも悪そうな人と優等生のJKコンビは、優等生が意外と暴力的etc……。でもそんな二人が何故か寄り添う。 ではそこにどんな心があるのか。 ある人に惹かれる理由を、言葉で言い表すのは難しい。でも、なぜある人の側にいるかは、理由を言える場合もある。 この作品でそれが分かりやすいのは、ダメな漫画家に接する生真面目な編集者。彼女は恋愛的惹かれの他に、ダメな漫画家を支える動機としての「ある気持ち」を持っている。そして同じようなものは、他の三組にも見て取れる。「ある気持ち」はおそらく頼りない人に対する普遍的な心情なので、納得する人は多いと思います。 「ある気持ち」で支え合い、接するうち、彼女たちはいつのまにか離れ難くなっていく。そこには理屈ではなく、もはや必然として一つになった連理木が生まれている。 伴侶って、こういうことだよな……大きな安心感とエモーションが同居する感じ。実はかなり暴力描写・しんどい内容も多いのにそれはとても不思議な感覚で、いつまでもこの物語を追う動機となってゆくのです。 ダメな人に対する、共通する「ある気持ち」......どんなものか、ぜひ本作から探してみてください。 さあ、まだ不穏な堅物教師×生徒の物語はどうなるかな? (6巻までの感想) (追記:実はマンバ読書会でリアルタイムで書いたものから、細かく改稿しています。どんなふうに変化しているか、ぜひ配信と比較してみてください! https://www.youtube.com/watch?v=FgBPuVvUHFI) #マンバ読書会 #クチコミを書く回

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