戦後の京都、老舗旅館で腕を振るう料理人・いちかの恋物語
【掲載誌】 Kiss2017年12月号(2017年10月25日発売)より連載開始 【代表作】 『あかねのハネ』 『王女の条件』 【受賞歴】 『スノウフル』 2004年 Kissストーリーマンガ大賞 入選 【公式ページなど】 Kiss http://kisscomic.com/ Twitter https://twitter.com/yuki_isoyaan 磯谷友紀ブログ http://yuki-isoyaan.jugem.jp/
昭和26年、京都。歴史ある料亭の長女・いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めている。料亭「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。その結婚相手のはずだったいち日の妹は、結婚を嫌がって料理人と駆け落ちしてしまう。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日――。年の差夫婦が織りなす、旨し麗し恋物語!
戦後昭和の京都。
料亭、ホテル、料理の数々。品もあり、その時の世界に吸い込まれていく様な素敵な作品でした。
いち日と周(34才と19才の夫婦)お互い好きな人はいる中での結婚生活。多少のギスギス感が否めない。。
周は桑乃木(料亭)の立て直しのために、試行錯誤し、いち日は料理人として腕を上げていく。楽しそう。
なんやかんやと言いつつも、二人のチームワークは抜群と思う。
1年で立て直すことができるのか。
ここも読みどころですが、周といち日の関係も徐々に深まって行くので気になる所です。
所々出てくるお料理も、暖かい気持ちにさせてくれて、懐かしい気持ちにもなりました。
この作品の雰囲気がとても好きです。