THE80年代
僕の時代は電影少女やI’sでしたが、少し上の世代はオレンジロードでしょうね。 THE80年代えっち漫画。 中学生なのに、夜遅くまでバイトしたり お酒も飲んだりと、登場キャラは全員犯罪者です。 どの時代も不良とルールを破るやつがいい思いをする。まじめに生きてきた僕は大馬鹿野郎です。
超能力を持つ少年・春日恭介(かすが・きょうすけ)と不良少女・鮎川まどか(あゆかわ・まどか)、そしてまどかの後輩・檜山ひかる(ひやま・ひかる)の奇妙な三角関係を描いた、ちょっぴり甘酸っぱい青春ラブコメディ。超能力一家の長男である恭介は、引っ越した街を散策中に、赤い麦わら帽子をかぶった美少女・まどかと知り合うのだが……!?
まさに夢のような80's!!
都会的とかお洒落とか大人っぽいとかそういう概念をこれでもかと詰め込んだ最高のラブコメです。
このキラキラした世界観に当時の中高生たちはさぞ憧れたことでしょう。
ごく普通の男の子なのに実は超能力者という恭介の設定も気持ちいいくらいにご都合主義だなあと思いきや、ちゃんとヒロインとの出会いのストーリーに活かされています。
そしてなんといっても2人のヒロインがめちゃくちゃ最高です。
大人びてセクシーなまどかと、天真爛漫で一途なひかるちゃん。どちらも可愛いし、ひとりの女性として人間として魅力的なんです。
恭介が優柔不断になる気持ちもわかる…。選べません。双子の妹ちゃんも2人とも可愛くて選べません。
そして80年代ファッションも可愛いです。ハイウエストのスカートとかロゴ入りのスウェットとか今見ても(今だからこそかも)お洒落で可愛い!!
喫茶店でバイトしたり、ディスコやロックのライブに行ったり、こっそりお酒を飲んだり(未成年飲酒ダメ絶対)…背伸びしたい少年少女が描く煌めきに満ちた青春そのものを謳歌していて、戻ることのない時間に想いを馳せてしまいます。空気感ごと愛おしいのです。
煌めきに満ちた…憧れのエイティーズ…
みたいなポエムを思いついちゃうくらいに素晴らしい作品でした。遅れてきた青春をありがとう。