里さんのご飯食べたい
家政婦っていうか、近所の姉ちゃんがお手伝いに来たみたい。 ズバズバはっきり物言う里さんとブスという周りの人々。 ブスでも料理がうまけりゃモテるんだよ、そうですね美人は3日で飽きますから(笑) 10年も前に発刊されているから、絵といい内容といい今の時代とは合わないところがあるかもしれないので好き嫌いがある作品かもしれません。 独特な感じが癖になります。
かなりクセ者。仕事の腕はピカ一(イチ)で料理上手で男にモテる――が、コイツは相当“タヌキ”だぜ!「誰ともつがいたくないなんてそれでも1人が淋しいなんて」「FEELYOUNG」誌上でも異彩を放ったさすらえる家政婦・里(さと)の連作短編の他、結婚を機に浮上した心の澱に揺(たゆた)う女性を描いた読切1編を収録した、ファン待望の1冊!!
小池田マヤの「家政婦さんシリーズ」最初の単行本です。昔フィールヤングで読んでいた頃は、主人公の家政婦・小田切里のキャラが強烈すぎて苦手だったのですが、大人になって読むとめちゃくちゃ面白いですね。見た目も言動も行動も豪快な小田切ですが、作る料理は絶品で愛情深いところがあり、各場面で異なる魅力を見せてくれます。1話ごとに、さまざまな事情を抱えた家庭に向かい、家の人たちと小田切がぶつかり合いますが、本音剥き出しで語る姿が素敵です。