コミカルラブコメ。勢い素晴らしい。
短編2本で前半は表題のドントクライ、ガール いたって正常なJKが裸族であること以外完璧なイケメンの叔父の家に居候 常識ってなんだっけ?正しいんだけど何かがズレてる違和感とのギャップが面白い 後半の漫画はお堅いヒューマンドラマ。前半とガラッと印象変わります。 サクッと読めて良い漫画
親の不手際で知人宅に居候することになった悲劇の少女・たえ子。そしてピンポン鳴らすと真っ裸でドアを開けた裸族の男・升田。清純な女子高生相手に、裸でお出迎え…?まさに衝撃の初対面。たえ子が17年間積み上げてきた価値観が、グラグラと音を立てる。これって現実?わたし、今、正気?泣いていても始まらない、爆笑青春ストーリー♪
導入はヤマシタトモコ作品によく見られる
「親に捨てられた子供が、変わった大人と
出会う」という一見重たいモノですが、
読んだ中では今作が一番コミカルに
誰でも楽しめる形として描かれている。
しかし、どれだけ明るくしても
実際にたえ子の境遇は悲しいモノだし、
タイトルの通り彼女はまったく泣かない
つまり、感情が抑えられている
そんな彼女の代わりに泣く、
心も体も裸の升田
こんな2人を見たら
そりゃ応援したくなりますよ!!
「2人の今後に幸あれ!」
って気持ちになれる一冊でした!