破茶滅茶すぎてめっち…にコメントする
アンデッドアンラック
全裸になったり、イチャイチャしつつバトルしたり。
アンデッドアンラック 戸塚慶文
ゆゆゆ
ゆゆゆ
ヒーローのアンディは、スーパーサイヤ人3のような顔面と肉体とオールバック。 ひょろっとした健康そうなイケメンと思っていたキャラクターはヒロインの風子だった。 全裸にならない方法ができても、気がついたらまた全裸が標準になっている、全裸系キャラクターのアンディ。 第一話では、読者がまだノリを掴みきれていない中、スッポンポンのまま女の子に迫る状況をつくりだし、一般人に警察へ通報されていて、笑ってしまった。あからさまに危険な状況だから、通報した人はすごく正しい。 その後も油断したらアンディは風子の胸を触ってたり、風子にキスされたり、抱きつかれたり、首をちょん切られていたり。 二人の掛け合いが素敵だなーと思っている間に、互いを思う気持ちと、風子の強さはどんどん強くなっていっていて。 ウオオオオと熱高まったところで第一部完。 続く第二部は各キャラクターに焦点が当たっている。 まさか、仲間を増やすために、宇宙へ行ったり、天下一武道会したり、学園モノになったり、ラーメンバトルをしたりするとは思わなかった。 ストーリーは進んでいるんだけど、展開がとても自由。発想力がすごい。 私は戦うだけの漫画はすぐに飽きてしまうのだけど、飽きさせてくれない。 よく話題に上がっている理由がよく分かる。 そして、第一部よりいろいろ強くなった風子のヒーローっぷりたるや、恐るべし。 たらし気質はそのまま、男前。男前というか、てやんでい。 守られるだけじゃないのよ、という存在感に年月の重さを覚える。みていない間に何があったんだろう。 あと、グッズってあるのかなと思って調べたら、アンディのモザイクTシャツが出てきて、笑ってしまった。ちょっとほしい。
私の女神が今日も推せる ~これからも、いつまでも~
絡み合い重なり合う群像百合 #1巻応援
私の女神が今日も推せる ~これからも、いつまでも~
兎来栄寿
兎来栄寿
昨年、電子書籍のみで発刊された百合オムニバスがこの度新装版となり再構成されて紙・電子で発売となりました。 1話だけ切り取ってみても相当に満足度の高い百合短編が、相互に絡み合う群像劇として連作短編で読めるこの幸福感。 嘉神さんへの好意がクラスメイトにバレてしまい本人にまで伝わって困惑する大宮さん。 隣の席にいる多賀さんが逆隣にいる諏訪さんに向ける強い視線に気づいている、大宮さんの友人の匙本さん。 同じ塾に通う1位と2位で、それぞれの学校では1位の「最強」を目指す澄海(すみ)と尊(みこと)。 おのおの異なるさまざまな関係性から生じるストーリーは、それぞれに魅力的で胸を高鳴らせてくれます。 個人的には傍観者としても当事者になった瞬間も完璧な匙本さん、好きです。 西大路かれんさんはもっと好きです。 最初は高校生同士として出逢って絆を育みだした彼女たちの、その先の物語が描かれるのも味わい深いところです。共に過ごした時が積み重なるからこそ生まれる酸いや甘い。感情や、振る舞いに凝縮されたものが百合好きを幸せにしてくれます。 帯を缶乃さんが書かれているのもむべなるかな。百合好きの方はマストバイです。
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