筋肉がすごい
刃牙シリーズは全部おもしろい。 特に、犯罪者たちと至るところで繰り広げられるバトルはどれもとても迫力があって面白かったです。 格闘漫画の金字塔。刃牙をはじめとする登場人物の人間臭さも良い。出てくるキャラクターも個性があってかっこいいです。 闘うシーンは何度も目を背けてしまうのに、どうしても見てしまう。それがこの漫画の良さだと思うが、描写にひやひやします。 絵で読まずギライしてる人にも、一度読んでみて欲しいです。
「敗北を知りたい」あまりに巨大な暴力を持つゆえ、監獄に閉じ込められていた闇の強者“最凶死刑囚”がそう言い残し脱獄した!!目指すは東京!!目的は17歳少年格闘王、範馬バキ!!
前作グラップラー刃牙では異種格闘技が主題でしたが、格闘技はルールがあるからこそスポーツ、或いは競技として成立している訳で、ならばそう言ったルールを取っ払ったならば、格闘技者はルール無用の犯罪者に勝てるのか?と言う、ストリートファイトのような戦いが主題になっています。
当然、主人公達も使える物は何でも使うのですが、彼らはあくまで格闘技者なので、最終的には素手に頼みを置くと言う哲学のような物があります。
そんな彼らが不意打ち、武器、毒、催眠術、人質等と様々な要素にあらがう様は、格闘技者達の限界はどこにあるのかと言う事を詳細に描いた傑作であると思います。