正太郎の恋路は如何
主人公の正太郎が入学早々一目惚れしたあの女の子。 やつれるほど気になっていたら、ついに遭遇。 追い掛け追いついた相手は、彼女とは程遠い存在の演劇部部長。 体は男、心は女という部長に熱狂的に迫られ、一目惚れした子には部長とデキてると勘違いされ… 家族で読んでいた覚えのあるギャグ漫画です。 すらっとした美男美女の等身イラスト、コメディ展開のときのデフォルメイラスト、それからデフォルメ状態が通常営業の部長。 絵柄だけだとギャグ漫画には思えないのに、ギャグ漫画です。 当時の自分には概念がなかったのですが、今で言うところのラブコメです。 よく考えたら、ハーレム系です。 にぎやかな雰囲気の漫画だったせいもあり、最終回はどことなく寂しかった覚えがあります。 最終話、一番最後のコマは 「今日も時計坂高校の鐘はボーンボン」 みたいな文章で終わっていたような気がして、それが寂しさを増していたなと思って調べてみたら、本誌の煽り文句でコミックには載っていない文だったようです。 ちなみに、最終回はちゃんと恋路に決着がついているので、安心して読んでみてください!
画力が高く個性の強い美男美女がたくさん見られてギャグも強烈かつ独特で面白いので、平成初期の作品ながら今でもリメイク等せずとも当時のままで十分通用すると思います。日頃アニメはほぼ見ないけど、今からでもアニメ化してほしい。絶対流行る。
とは言え、いわゆる「LGBT」が良くも悪くも話題に上ることが増えてきた昨今では展開が難しかったであろう内容にも思うので当時よくぞリリースしてくださったという思いでいっぱいです。今の週ジャンにはなかなか載せられなさそうな気がする。
登場人物がかなり多岐にわたるにも関わらず不快なキャラがひとりもいないし、ギャグは笑えるしたまに感動する話もあるし
とにかくラストがめちゃくちゃ良い。みんなこの結末にたどり着いてほしい。びっくりするから。こんな終わり方するギャグ漫画見たことない。みんな見て
ちなみに私の推しはナルシス・ナニーニです。たぶん彼のせいで「自覚あるイケメン」が好きになった。
おすすめです。