粗削りな魅力
絵もストーリーも扱っているテーマに追いついてるとは思えないけど、何とか表現しよういう勢いが感じられるし、小さくまとまってしまわないなりの魅力がある。 1巻の最後の方と2巻は丸々『ヤサシイワタシ』なので、既に持ってる人は買わないか、リスペクトを込めて買うか。
大ヒット高校野球漫画『おおきく振りかぶって』のひぐちアサ初期作品、再婚した妻に先立たれた若い義父と残された連れ子の高校生の兄妹が織りなすちょっと変わったファミリードラマ「家族のそれから」、デビューとなった新人賞受賞作「ゆくところ」、純情青年が大学の写真部で出会った台風のような先輩女性との恋愛を描いた「ヤサシイワタシ」3話までを収録したワイドサイズの初期傑作集。
ひぐちアサのヤサシイワタシ読んだのは確か高校ぐらいだったんですが、この人本当かっこいいなと思ったんですよね
主人公が恥ずかしい思いをした時は全身で「恥ずかしい」をやってデフォルメになる
反してすごい真面目に語らねばならない時はすごく真剣に大人の顔で語る絵を作ってくる
今になって初期傑作選初めて読みましたけどやっぱりひぐちアサ好きだなと言う感想しかないですね!かっこいいです!