<補足>
あっという間の最終話。
全2巻で完結となりました。
せめてもう少し続いてほしかった…。
留学から帰ってきたら、家族が執事に洗脳されており、屋敷全体が主従逆転した状態となっていた───。
恐ろしいサスペンス風の立ち上がりから一転、主人公の茜と、執事である九鬼清十郎とのコミカルな掛け合いが繰り広げられる。
九鬼いわく「私に依存し、何事も私に答えを求め、最後には私の操り人形になってしまうのです。」あくまで洗脳はしていないのだと、複雑な表情で語る。うーん、意味深。
九鬼の仕事ぶりは完璧そのもので、相手が少しでもスキを見せれば洗脳できてしまうほど、人間心理を知り尽くしてそうなタイプ。一方で「友人」絡みの話題となると少年のような明るさを見せるなど、全く掴みどころのない人間なのだが、一体何が目的なのか。
九鬼の人生観が気になる。
人を魅了する洗脳執事との日常コメディー! 高藤家の御令嬢・苺お嬢様が一年間の留学から帰ってきたら、執事に家族が洗脳されていた!? 洗脳執事の名は九鬼清十郎。苺お嬢様は抵抗を試みるも、完璧に業務をこなし、華麗なる佇まいの九鬼に、家族の心は魅了されたまま。不敵で完璧。でも、どことなく可愛げある執事がいる日常。
人を魅了する洗脳執事との日常コメディー! 高藤家の御令嬢・苺お嬢様が一年間の留学から帰ってきたら、執事に家族が洗脳されていた!? 洗脳執事の名は九鬼清十郎。苺お嬢様は抵抗を試みるも、完璧に業務をこなし、華麗なる佇まいの九鬼に、家族の心は魅了されたまま。不敵で完璧。でも、どことなく可愛げある執事がいる日常。