オーケストラって面白い!
クラシック自体ほとんど知らず、無論オーケストラについても触れずに生きてきましたが、なんと面白いことか。それぞれの楽器の個性や、その奏者の個性、楽曲との向き合い方まで、そういうことだったのか!と。情熱大陸あたりに登場するピアニストや指揮者が語ることもよくわからんなと思ってましたが、本作を読んだ後であれば、違った感じ方ができそう。楽器始めたくなります。おすすめです。
不況で日本屈指の交響楽団が解散!食い詰めた連中が謎のジジイ、天道のもとに再結集。これは、身も心も音楽に捧げた者たちが、極上の「運命」と「未完成」を奏でる物語である。手塚治虫文化賞に輝いた傑作『神童』につづく、感動の音楽漫画です。
>>「今確かに美しいものがあったって思っても、
次の瞬間には消えてしまうんだ」
なるほど、と思いました。
だから奏でるほうも聞くほうも感じるものがある、
そういうことかもな、と。
私は音楽には全く無知無教養なんだけれど、
「のだめ」も「BECK」も、とても面白かった。
それは、音楽がそういうものだということを
漫画という形で伝えてくれたからかな、
と思いました。
「マエストロ」も読んでみようと思います。