ゴールデン・エイジの感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 半自伝的ストーリーだけあって人間関係の嫌なところが妙にリアルだった。俺はそんなに少女漫画に詳しくないから登場人物の元ネタなどはところどころしかわからなかったが詳しい人がみたらより面白そうだな ・特に好きなところは? 70年目の告白~毒とペン~と同様に少女マンガ家の「まんが道」だがこちらの人間関係のやばさがいいね・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 庄司陽子のマンガはあんまり読んだことないがこれを気に読んでみようかという気にはなった。昔から庄司陽子ファンが読んだらどんな感想になるかが知りたいところだ
図書館のレファレンス・サービス、それは利用者の「知りたい事」を探すお手伝い。新米司書の葵ひなこは、日々様々な要求に応えるべく奮闘する。見つけた先に、利用者の喜びが待っているから!
図書館にある書籍・資料は、文学から実用、科学から法律、児童書から専門書と多岐に渡る。そのため、図書館には様々な知識を求める人々が集まり、そこでは日々、思いがけず沢山の人生の物語が紡がれる。
苦しみ、切なさ、懐かしさ……多種多様な物語がレファレンス・サービスによって解決する時の、優しい着地と利用者の喜びには、とても感動させられる。
その一方で、利用者から得られる少ない情報、あやふやな記憶を頼りに、膨大な分類をしらみつぶしに当たっていく「レファレンスの苦労」を共に見てきた私達は、そこを乗り越えた司書達の達成感を、一緒に味わえる。
物語の爽やかな終局に似つかわしくない、ギリギリのジタバタっぷりを見せる司書達のあがき。その落差によって最上の「舞台裏漫画」となっている。
巻が進むと、図書館の社会問題への参画も描かれ、図書館の存在意義について、前向きな提言となっている。
図書館と図書館司書を知り、応援する作品として、最高に面白い!
2000年代に華道の作品を描かれた埜納タオ先生。白場が美しい、独特の凜とした画面は、当時から一貫している。最近流行りのギッチリ描き込まれた漫画に慣れた身としては、一周回って新しい!