マウナケア1年以上前編集連載時はF1ブーム真っ盛りのころで、表紙を眺めていても懐かしい。ジャッドエンジンにキャメルイエローのロータスなど、当時のF1の印象的な写真が1巻から散りばめられています。にもかかわらず、本編ではF1のくだりが核ではないんですよね。求道的ストーリーだと最終的には頂点を目指す、となるはず。確かに主人公の赤木軍馬は「何人たりとも俺の前は走らせねェ!」と言ってます。しかしその究極のスピードの先に見ているものは…若者ならではの試練。乗り越えていかなければならない壁。そんなことを訴えかけられます。F1ブームを思い出そうとしたら、以外にも約20年のときの流れを感じ、受け取り方も逆になった気がします。。ラストシーンも40歳をすぎた身には少々切ないなあ。。。0わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ「なんぴとたりともオレの前を走らせねぇ」が口癖の赤木軍馬は、天才的なドライビング・テクニックを持つ高校生。しかし、無免許のため、今日も改造エンジンを積んだトラクターで田んぼの畦道を爆走するのだが…!?自分を追い越す車の存在を許さぬ男・赤木軍馬。波乱と興奮のフォーミュラ・カーレースに生きる男の青春を描く巨編!!続きを読む
連載時はF1ブーム真っ盛りのころで、表紙を眺めていても懐かしい。ジャッドエンジンにキャメルイエローのロータスなど、当時のF1の印象的な写真が1巻から散りばめられています。にもかかわらず、本編ではF1のくだりが核ではないんですよね。求道的ストーリーだと最終的には頂点を目指す、となるはず。確かに主人公の赤木軍馬は「何人たりとも俺の前は走らせねェ!」と言ってます。しかしその究極のスピードの先に見ているものは…若者ならではの試練。乗り越えていかなければならない壁。そんなことを訴えかけられます。F1ブームを思い出そうとしたら、以外にも約20年のときの流れを感じ、受け取り方も逆になった気がします。。ラストシーンも40歳をすぎた身には少々切ないなあ。。。