【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】劇団雌猫・ひらりさ推薦! 鋭才・ひの宙子初のオムニバス短編集。高校3年の夏、白昼の職員室で担任の笈川先生に告白した喜多さんの噂は、瞬く間に学校中に広まった。恋バナなんてしたことなかったし、告白する時に耳を赤くすることも知らなかった。先生のことが大好きな喜多さん。私のことはどうだろう?(「君、喜び多く、幸深からんことを。」) 1人の女を想い続けた男とその娘の家族未満な関係、男も女も嫌いな女の人生を変える恋、など名状しがたい関係を色鮮やかに描いた8編を収録。
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誰もが持つ人生のドラマを描くオムニバス短編集。
ある話では脇役だったキャラが主役になったりと、すべての話が繋がってます。
考えてみれば当たり前だけど、あの時のこの台詞にはこういう背景があったのか、というのが違う話で判明したり、友達・親兄弟など辿れば無限に広がる人と人との繋がりを改めて認識できる構成になってます。
かなり内容を練ったうえで描かれてる印象があって、完成度も画力もかなり高いのでこれがデビューコミックスだとあとがきに書いてあるのをみて驚きました。
次の作品を読めるのが待ち遠しいです。