光子となぎ子のやりとりが良い。
平安時代の女性はお洒落だったのか。とゆうか、お洒落に敏感だったのか。 平安時代が舞台なのに、なぎ子(清少納言らしい)は普通に現代っ子に見えます。笑 平安✖︎現代が、読みやすくしてくれて、この物語の良さを引き立ててると思いました。 ですが、登場人物の中で私は今、光子に注目してます。 物語の最初に自分のことを行き遅れです。って言ってしまう自虐キャラ的なところ、ブラコンなところ、マロ眉、丸顔。ぽちゃり具合など、可愛い。 なぎ子が際立つのも光子ありきなのかもって思いました。とにもかくにも、ふふっと笑えて面白かったです。 #1巻応援
掴みきれないという意味ではとてもわかります。
個人的に気になるのは、
実方のいう「なぎ子がなぎ子になる以前」それはいつで、そしてなぜかという点。姉の影響?亡くなった時期と関係があるのか否か。
光子もモヤッてましたね。笑
あとは3話の終わりにもあるように、このあと出てくるキャラクターたち(イケメン?)がどの様に展開を広げてくれるのか単純にワクワク。
自分は清少納言をとりまく史実にあまり詳しくないので、深い意味を求めずに読んでいます(^^)
細かいパロディも散らばっててそれを見つけるのも楽しみのひとつです。
個人的に、歴史物で成功しているのは大概深い意味を持たせたものが多いように見受けます。某日本刀のつくも神様(神様方は顔面偏差値が凄まじく高いファビュラスな男性陣)の作品も、天然パーマの普段は何でも屋やってるちゃらんぽらんな元攘夷志士のお話も。
ただ楽しい!というより、シリアスにも話を転ばせていける内面や過去や設定がみんなあるように見受けます。
そこにいくと本作はもったいない気もする。清少納言がおそばに上がった定子様こそ、美しさ快活さ優しさ身分、すべての女性の最高到達点(私の一意見ですが)とも言ってよい女性で、その女性が辿った数奇な運命は最高に洗練された日々が本当にシリアスに終わった。
そんな感じだと思います。
その隣にいた日々を描けば私としてはかなり受けると思うし、また、古典の入り口としても大きな意味を持つと思います。
今のままだと設定がちょっと複雑な上に種明かしが遅く、またエンターテイメントとしても萌えや盛り上がりが今一つに感じます。
例えば二話での則光の武骨さも私は好きでしたが、ページ数にして3枚くらいで一番の萌え処が終わってしまう。たかが手紙のシーンを引き伸ばせというのではないのですが、もっと細やかに描写をして読者を感情移入させてもよいかと思う。気付いたらかたがついてる状況がわりと散見される。
タイトルに清少納言て入ってるんだし、それで惹き付けられて読みたいと思う読者は大抵歴女か、ある程度歴史に興味がある女性陣だと思います。
ローゼンの時のファン層とまた違うファンを相手にする以上、歴史物好きの動向好みに多少戦略立てるのもありかなと。
まあ素人が好きに申し上げているだけですが。。