光子となぎ子のやりとりが良い。
平安時代の女性はお洒落だったのか。とゆうか、お洒落に敏感だったのか。 平安時代が舞台なのに、なぎ子(清少納言らしい)は普通に現代っ子に見えます。笑 平安✖︎現代が、読みやすくしてくれて、この物語の良さを引き立ててると思いました。 ですが、登場人物の中で私は今、光子に注目してます。 物語の最初に自分のことを行き遅れです。って言ってしまう自虐キャラ的なところ、ブラコンなところ、マロ眉、丸顔。ぽちゃり具合など、可愛い。 なぎ子が際立つのも光子ありきなのかもって思いました。とにもかくにも、ふふっと笑えて面白かったです。 #1巻応援
物語の舞台は今は昔平安時代。
橘家のお姫様光子は、こよなく
愛する弟君の花嫁を屋敷にて待ちかねていた。
地味で漢文に秀でている、さして美しいとも聞かぬ義妹。しかし屋敷に現れた弟嫁は、ふわっふわのロングウェーブに鮮やかな唐衣を纏った、あからさまに女子力の高い美女だった。
しかもその美女にはとんでもない秘密があって?
のちに一世を風靡する清少納言のお話ですが、
歴女としてあさきゆめみし、イシュタルの娘うた恋、風光るをはじめとする新選組ものなどを読破してきた自分が、久しぶりに続きはまだかー!と叫びたくなった作品。
本当にBeLOVEが月二回刊行されてよかったと心から思う。
作者Peachpitといえば、ローゼンメイデンでお馴染み魅力的な美女やある種退廃的なストーリーを描かれることで有名。
その作者が、容姿心映え、ともに歴代最高峰の美女である皇后定子様をどう描くのか見物である。
また、当時の朝廷は、身分容姿ともに完璧すぎるイケメン男子で溢れていた。
光源氏のモデルの一人とも言われる超絶美男子藤原実方、身分高く容姿も抜群、声までよいときて時々清少納言にはすねる(しかもこどもっぽく)藤原斉信。
そして能吏であり、人が土下座してまでその書を所望する真面目系無愛想イケメン藤原行成。
朝廷の女官たちの憧れであり垂涎の的であったイケメン男子たちと、清少納言の機知溢れる優雅こそはこれよ、なやり取り。
それを作者がどう描かれるのか。
ぜひ今後とも正座待機して続きを心待にしたいものである。