あらすじ

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいく。そんな誰もが憧れる女性・清少納言の正体は、「男」だった!!! 幼いころからの憧れである定子に仕えるため、宮中で働くことになった清少納言こと、なぎ子。「女房シックス」と呼ばれる女房たちが仕切る定子のサロンで、同僚たちからの嫌がらせも機転で乗り切り、定子のお気に入りポジを掴んだかに見えたなぎ子。しかし、女房シックスのリーダー格である天典侍に目を付けられ、大事な歌合せの日に閉じ込められてしまい…? 平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの最新作。この清少納言、いとエモし!
清少納言と申します(1)【ebookjapan限定特典付き】

【ebookjapan限定描き下ろしイラスト(1P)を巻末に収録!】時は天元――春。橘氏長者の長女・光子は、溺愛する弟・則光の婿入りにショックを受けていた。則光の結婚相手・なぎ子は、輝く美貌と雅なセンスの持ち主。しかし、なぎ子の言動に不審なものを感じた光子は、二人の離縁を画策する。光子がたどり着いた、なぎ子の秘密とは――!? 後の清少納言である、なぎ子の奔放かつ胸に刺さる言葉の数々。歴史漫画の枠にとらわれない、これまでになかった新たな平安絵巻、開幕!

清少納言と申します 2巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいくなぎ子。だが、そんななぎ子――のちの清少納言の正体は、「男」だった!!! 果たして、なぎ子(♂)と結婚した則光の運命は? 弟・則光を溺愛する光子がとった行動は? なぎ子の秘密を知るグッドルッキングガイ・実方がもたらす騒動は? そして、定子や道長をはじめとした、宮廷文化を担う人々に触れたなぎ子は何を思う――? 平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの最新作。この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します 3巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいくなぎ子。だが、そんななぎ子――のちの清少納言の正体は、「男」だった!!! そうとは知らず、うっかりなぎ子と結婚してしまった則光。二人の関係はすぐに決裂するかと思いきや、多少のケンカはありつつも、なんとなく居心地のよい関係に落ち着いていった。当初は二人の離縁を企んでいた則光の姉・光子(独身)も、二人に感化されて婚活を始めることを決意。ギリアネの婚活を応援するなぎ子は、必勝婚活計画を始動する! 一方宮廷では、なぎ子を女房としてスカウトするため、藤原道隆と道長の兄弟争いが発生しそうになり…? 平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの最新作。この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します 4巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいくなぎ子。だが、そんななぎ子――のちの清少納言の正体は、「男」だった!!! なぎ子のギリアネ・光子は、正体がわかっても仲の良いなぎ子(♂)と則光(♂)の夫婦に感化され、自分も婚活を決意する。なぎ子の協力もあって、光子の存在は都で大きな話題に。しかし、光子に興味を示した花山天皇により、彼女は攫われてしまう。それを利用して政権で力を握ろうとする藤原氏。そして光子を取り戻そうとするなぎ子たち。様々な人物の中心にいる光子はどうする…!? 平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの最新作。この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します 5巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいくなぎ子。だが、そんななぎ子――のちの清少納言の正体は、「男」だった!!! 政変を企む藤原兼家が起こした大事件に巻き込まれたなぎ子。事件はひとまず決着するが、この時の騒動がもとで、なぎ子と則光の関係に大きな変化が…? そしてそれから数年後。中宮となった定子の元に、一人の女房が出仕する。彼女の名前は清少納言。いよいよ舞台は宮中に!!!!! 平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの最新作。この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します 6巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいく。そんな誰もが憧れる女性・清少納言の正体は、「男」だった!!! 幼いころからの憧れである定子に仕えるため、宮中で働くことになった清少納言。しかし、まるで初めて出会ったかのようにふるまう定子。そして「女房シックス」と呼ばれる定子の女房たちからの嫌がらせなど、清少納言の前には様々な困難が待ち受ける――。平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの最新作。この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します 7巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいく。そんな誰もが憧れる女性・清少納言の正体は、「男」だった!!! 幼いころからの憧れである定子に仕えるため、宮中で働くことになった清少納言こと、なぎ子。「女房シックス」と呼ばれる女房たちが仕切る定子のサロンで、同僚たちからの嫌がらせも機転で乗り切り、定子のお気に入りポジを掴んだかに見えたなぎ子。しかし、女房シックスのリーダー格である天典侍に目を付けられ、大事な歌合せの日に閉じ込められてしまい…? 平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの最新作。この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します 8巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいく。そんな誰もが憧れる女性・清少納言の正体は、「男」だった!!! 幼いころからの推しである定子に仕えながら、宮中で働く清少納言こと、なぎ子。定子のサロンを取り仕切る「女房シックス」たちからの嫌がらせにも耐え、次第に周りの信頼も得られ始める。そんな中、元ギリアネ・光子がきっかけで、なぎ子の黒歴史がつまった草紙が仲間たちに見られてしまう。その草紙は次第に宮中を席捲して――? しかし、順調に進んでいた生活は、藤原道長との再会をきっかけに、歯車が狂い始める――。平安文化を現代的な感覚で描き出す、PEACH-PITの意欲作。この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します 9巻

誰よりも雅を解し、誰よりも女子力が高く、平安文化の最先端をいく。そんな誰もが憧れる女性・清少納言の正体は、「男」だった!!! 清少納言ことなぎ子は、幼いころからの推しである定子に仕えながら宮中で働いていた。そんなとき、なぎ子が書き溜めていた心のスケッチが宮中を席捲。のちに「枕草子」と呼ばれることになるそれは、宮中で一大ブームを巻き起こす。一方、男たちの権力争いはより激しさを増し、次第に定子をも追い詰めていく――。平安文化を現代的な感覚で描き出すPEACH-PITの野心作、ついにクライマックス! この清少納言、いとエモし!

清少納言と申します

久しぶりに大興奮した新連載!

清少納言と申します PEACH-PIT
名無し

物語の舞台は今は昔平安時代。 橘家のお姫様光子は、こよなく 愛する弟君の花嫁を屋敷にて待ちかねていた。 地味で漢文に秀でている、さして美しいとも聞かぬ義妹。しかし屋敷に現れた弟嫁は、ふわっふわのロングウェーブに鮮やかな唐衣を纏った、あからさまに女子力の高い美女だった。 しかもその美女にはとんでもない秘密があって? のちに一世を風靡する清少納言のお話ですが、 歴女としてあさきゆめみし、イシュタルの娘うた恋、風光るをはじめとする新選組ものなどを読破してきた自分が、久しぶりに続きはまだかー!と叫びたくなった作品。 本当にBeLOVEが月二回刊行されてよかったと心から思う。 作者Peachpitといえば、ローゼンメイデンでお馴染み魅力的な美女やある種退廃的なストーリーを描かれることで有名。 その作者が、容姿心映え、ともに歴代最高峰の美女である皇后定子様をどう描くのか見物である。 また、当時の朝廷は、身分容姿ともに完璧すぎるイケメン男子で溢れていた。 光源氏のモデルの一人とも言われる超絶美男子藤原実方、身分高く容姿も抜群、声までよいときて時々清少納言にはすねる(しかもこどもっぽく)藤原斉信。 そして能吏であり、人が土下座してまでその書を所望する真面目系無愛想イケメン藤原行成。 朝廷の女官たちの憧れであり垂涎の的であったイケメン男子たちと、清少納言の機知溢れる優雅こそはこれよ、なやり取り。 それを作者がどう描かれるのか。 ぜひ今後とも正座待機して続きを心待にしたいものである。

清少納言と申します

史上最高に"フリーダム"な清少納言! #1巻応援

清少納言と申します PEACH-PIT
sogor25
sogor25

平安時代。それは戦国時代・幕末と並ぶ日本歴史上の三大フリー素材の一つ。「とりかえ・ばや」のように平安時代独特の雰囲気を最大限に保った状態でオリジナルのストーリーを繰り広げているものもあれば、「姫のためなら死ねる」のように最低限の史実だけ乗せてあとは縦横無尽に自由に描かれている作品もあり。ではこの作品はどちらなのかというと、圧倒的に後者である。 橘則光の嫁として登場したのは、ふわふわのファーのついた唐衣と葦で作った"目の前を覆う御簾"という体のサングラスを掛けた清少納言(作中では清原諾子(なぎ子)として登場)。そして彼女に対峙した則光の姉・光子は正装した則光に対して「いとエモし!」と言ったり、心を乱したときにアロマを焚いたり。。。そんな感じで、平安絵巻の形を取りながら現代のセンスをフルに織り交ぜて描かれている作品。さらに話が進んでいくとなぎ子のとんでもない秘密も露わになって、ハイテンションなドタバタが加速していく。自由奔放ななぎ子、彼女を"嫁"と認められない光子、そして優柔不断ながら実はなぎ子に負けず劣らず独特な感性を持っている則光、切れ味鋭いコメディをやりつつも結婚を巡って謎の攻防を繰り広げるこの作品から目が離せない。 1巻まで読了