タフ&エコノミーな探偵のド派手アクション! #完結応援
日本が舞台なのに当たり前のように銃が出てきてロシアンルーレットするわ、馬に乗って逃走するわ、元力士のストーカーとバトルするわで最高にエンターテイメントしてて面白い! 出版年は1998年らしいですが、作中の時代はどう考えてもそれよりかなり前の80年代って感じ(営団地下鉄とかプッシュホンとか電気屋のパソコン(?)とか聖徳太子の1万円札とか)がして懐かしい。 具体的にいつごろが舞台なのか気になる。 仲のいい不良刑事に売れっ子女優の彼女。やる気に溢れてるわけじゃないけど仕事はキッチリこなす。 探偵ってやっぱカッコいいよなぁと憧れる気持ちを思い出させてくれるいい作品でした。
好きなかわぐちかいじと「総務部総務課 山口六平太」や「おやこ刑事」の原作を書いた林律雄のコンビ。
かわぐちかいじの他の探偵物に比べてなんというか明るい感じがして読後感も重くないのでちょうどよかった