冷や水を浴びせるようで恐縮ですが、海街「蝉時雨のやむ頃」の単行本は2007年4月発行で、Tweedeesの「蝉時雨の止む頃に」が初収録されたアルバム『The Sound Sounds.』は2015年3月発売なので、順序としてこの曲が元ネタであることは考えにくいです。その他の曲についても(調べてはいないのでパッと見の印象ですが)時系列が合わなそうに感じるものもあり、精査が必要かと思います。またネタ元があったとしてもそれが音楽以外の例えば映像・文学作品であることや、他国語タイトルの日本語訳であるという線も十分考えられます。
さて、ここからが本題なのですが、Tweedees 「蝉時雨の止む頃に」はむしろ海街の方がネタ元では?と考えています。というのも、この曲の作詞者である清浦夏実さんは以前好きなマンガ家を問われて「吉田秋生」と答えているんです。(


これだけで元ネタだと言い切るのは乱暴ですし、心の奥底にあった記憶が無意識に発露しただけかもしれません。ただ、自分は清浦さんの歌詞を読むと先のインタビューで挙げられていた人たちの影がうかがえ、文化のバトンはこうやって継がれていくのだなぁと勝手に思っています。
Tweedees、好きなバンドでしたのでついつい返信させて頂きました。お気を悪くさせてしまっておりましたら申し訳ございません…

冷や水を浴びせるようで恐縮ですが、海街「蝉時雨のやむ頃」の単行本は2007年4月発行で、Tweedeesの「蝉時雨の止む頃に」が初収録されたアルバム『The Sound Sounds.』は2015年3月発売なので、順序としてこの曲が元ネタであることは考えにくいです。その他の曲についても(調べてはいないのでパッと見の印象ですが)時系列が合わなそうに感じるものもあり、精査が必要かと思います。またネタ元があったとしてもそれが音楽以外の例えば映像・文学作品であることや、他国語タイトルの日本語訳であるという線も十分考えられます。 さて、ここからが本題なのですが、Tweedees 「蝉時雨の止む頃に」はむしろ海街の方がネタ元では?と考えています。というのも、この曲の作詞者である清浦夏実さんは以前好きなマンガ家を問われて「吉田秋生」と答えているんです。(https://www.ageocci.or.jp/ageo-machi-fes/2017/artist.html#a13) これだけで元ネタだと言い切るのは乱暴ですし、心の奥底にあった記憶が無意識に発露しただけかもしれません。ただ、自分は清浦さんの歌詞を読むと先のインタビューで挙げられていた人たちの影がうかがえ、文化のバトンはこうやって継がれていくのだなぁと勝手に思っています。 Tweedees、好きなバンドでしたのでついつい返信させて頂きました。お気を悪くさせてしまっておりましたら申し訳ございません…
@pennzou

とんでもない!いい情報をありがとうございます!
時系列のご指摘の点は重要ですし、確かに音楽に限らず、元ネタを探してみることも大事だと思います。
また、清浦夏実さんが吉田秋生先生のファンであることも、嬉しい話題ですね。
この話題については、引き続き情報を集めたいと思いますので、またお気付きの点あればご指摘ください!

(ここから皆さんに)
漫画の研究については、旧作やビッグタイトルに偏ったものが多く、
例えば吉田秋生先生についても、旧作の「BANANA FISH」にばかり話題が偏りがちで、
(私が知らないだけかもしれませんが...)
新作をきちんと読んで測れよ!という思いを強く持っております。
例えばこのサブタイトルの考察から、吉田先生の感性や文化的背景に迫ることができれば、
それは一つの成果だと思っております。

と、そこまで気負わなくても、ああでもないこうでもないと、おしゃべりするだけでも
十分文化的活動です。
どうか皆さんもお気軽に、ご意見お寄せください!

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